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大人女性はなに着て寝てる? ーー冷えと汗の攻防戦

こんにちは、HAKUROです。

長かった梅雨が明けてすっかり暑くなりました。そうそう、夏ってこんなに暑いんでしたね・・・。

突然ですが、みなさん「夜寝るときは何を着ていますか」。
暑くなってきて、Tシャツと短パンという方もいれば、前開きのボタンつきパジャマっていう人もいますよね。

冷え性対策、ナイトブラ、下着を着用しない派など、家の中の格好はそれぞれ。
先日HAKUROの商品開発会議で、「そういえば・・・」と、盛り上がったのが寝巻きの話です。

「寝るときは、なにを着るのが一番オススメなのか?」
チームでいろいろと熱い議論を交わしましたが、その中でも一番オススメは、寝巻き(パジャマやジャージなど)の下にインナーウエアを着ること、でした。
着心地やファッション性を追求するパジャマは多くありますが、肌当たりでは肌着にかなうものなし。

なんとも肌着ブランドっぽい結論にはなりましたが「寝巻き(パジャマやジャージなど)+インナーウェア」がなぜオススメなのか、先日のチームの会話をご紹介します。

・ヒカル 肌着開発歴2年、HAKUROのブランドマネージャー 
・サチコ HAKUROのPR担当 肌着のことは勉強中

大人女性の寝るときの工夫はそれぞれ

寝るときは何を着てる?
サチコ:ちょっと前に旅行に行ったとき、糊(のり)のきいた旅館の浴衣の着心地がすごく悪かったんです・・・。私は30代になってからジャージやスウェットから卒業して、今は綿パジャマを愛用しているんですけど、ヒカルさんは、普段何着て寝ていますか?

ヒカル:私は上下セットのルームウェアみたいなものです。あとその下にインナーウェアを着ますよ。

サチコ:ルームウェアの下にインナー?! 寝るときもですか?

ヒカル:そうですね。ルームウェア、いわゆるパジャマはそのまま家の中で生活できるので、アウターみたいな感覚なんです。アウターの下には、必ずインナー。

特に寝るときは、寝汗で肌にパジャマがくっつくのが嫌で。あと、パジャマの素材によっては乾きにくかったり、汚れもつくからインナーを着ています。あれ? 着たことありませんか?

サチコ:考えたこともなかったです。たしかに、寝ている時にはコップ一杯の汗をかく、っていいますよね。

ヒカル:そうなんです。その汗がどこにいってるかというと、、インナーを着ないとお気に入りのパジャマがかなり汚れちゃいます。あと、寝てる時、お腹が冷えるから、、

サチコ:お腹?そういえば冷えますね!

ヒカル:パジャマ1枚だと、寝てる時にめくり上がることありますよね。インナーを着ていると、ズボンにインできるので、お腹が冷えないんです、笑。
ほら、子どものころはトップスをズボンにインしていたじゃないですか。お腹が冷えるから。
   
サチコ:たしかに、おばあちゃんにお腹は冷やすなと、よく言われていました、笑。

寝る時の機能性、何が必要?

結局寝るときは何がベストなのか?
サチコ:結局、寝るときのベストな姿ってなんなんでしょう? 最近はナイトブラとか、他には身体を締め付けないように下着は着用しないなんて人もいますよね。

ヒカル:寝るときは寝返りなどでけっこう動くこともあるので、リラックスできる素材で、動きやすいものを着用するのが良いと思います。
例えば、パジャマによっては汗を吸収しにくくベタついてしまったり、素材が伸びにくくストレッチが効きにくいものがあったりとかとか。見た目を重視しすぎて、私も過去に一回しか着ていないパジャマとかありますよ、笑。

サチコ:家にいる時間も増えてきたし、年齢も上がってくると着心地、求めちゃいますよね。だから私はパジャマは綿素材で探しています。

ヒカル:同じ綿でも、パジャマと肌着では糸の細さや編み方が変わるから着心地は違いますよね。

サチコ:え?!肌着の綿と、パジャマの綿が違う?

ヒカル:いわゆるTシャツとかは見栄えをよくするために、毛羽をとって高級感を出すシルケットといった加工をしているものもあって、そういったものは吸水性が落ちてしまってたり、素材が伸びにくくストレッチ性のないものもあります。

あと加工だけでなく、アウターとインナーだと、そもそもの糸の太さが違うとが多いです。同じ綿でも、糸の太さの違いで、生地の風合いや厚さが違ってきます。

サチコ:なるほど! たしかに同じ綿でも触り心地が違うものはよくありますよね。あ、それなら、着心地がいい肌着の生地でパジャマ作りませんか?

ヒカル:それは、難しいかもしれません。。

サチコ:え、どうしてですか?

ヒカル:生地が柔らかすぎて、形が安定しなくて型崩れしちゃう可能性があると思います。特にHAKUROの場合は極細のコットンを使っていますから。
同じ綿を使っても糸の細さや加工で、インナーとしての用途と、アウターとしての用途で工夫されているんです。肌着の素材で作れたら、最高の寝巻きが作れると思うんですけどね!

サチコ:なるほど。とにかく綿を選んでいれば間違いないと思ってましたが、、

ヒカル:パジャマやルームウェアは好きなのを選んで、その下に、細い糸で着心地が良いインナーを着用するのは、肌触りもよくて快適に寝られると思います。

あとは、パジャマに限らず夏場にインナーを着ない人は多いですが、その人に適した機能のインナーを着るだけで、夏の快適性は大きく変わりますよ。肌着メーカーの人間だからインナー推しなのかなって思われそうですけど、、機能から考えるとインナーを着用する理由もしっかりあってオススメしてます。

サチコ:素材が一緒でも、機能が違うこともあるということですね。早速今晩から着てみようと思います!

今回のサチコメモ
・アウター(寝巻き)の下のインナー(肌着)が、寝ているときもお腹を冷えから守ってくれる
・同じ綿(コットン)でも、糸の太さや機能性によって、着心地や風合いなどは異なる
・お気に入りの寝巻き、肌着を着て汚れから守ろう

次回は「夏の汗対策」について、どういった機能のインナーがいいのか、メンバーが行っている工夫について紹介します!

HAKUROの夏のおすすめ肌着はこちらから


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