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ナチスのシンボル ハーケンクロイツを徹底解説【これを読めば分かる】

今回はナチスのシンボルであるハーケンクロイツについて紹介していきます。

ハーケンクロイツとは何なのか?どんな意味が込められているのか?卍(まんじ)との関係は?なぜヒトラーはハーケンクロイツを選んだのか?なぜハーケンクロイツは傾いているのか?等気になる方はぜひ見てください。


そもそもシンボルとは?

ハーケンクロイツの紹介の前に、そもそもシンボルとは何でしょうか?Wikipediaには、以下と称されています。

書き手と読み手(あるいは話し手と聞き手)の間の約束事による記号。典型的なシンボルとして言語がある。旗や紋章なども、基本的にはシンボルである。Wikipediaより

シンボルとは政治的スローガン、マーク、メタファー、文化、法慣習、芸術など、意味の担い手が存在するところにあります。シンボルとは精神世界を理解する上で重要な鍵となりえます。

ナチスのシンボル ハーケンクロイツとは?

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さてハーケンクロイツについて簡単に紹介します。ハーケンクロイツ Hakenkreuz(鉤十字)とは、サンスクリット語ではスワスティカ Swastikaと呼ばれ、1920年にナチス党のシンボルに、そして1935年〜1945年の間に第三帝国のシンボルとして使われました。デザインは、赤地に中央に白い円が形どられ、その円内に黒のハーケンクロイツが描かれています。

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