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東日本大震災メモリアルイベント「3.11を語るとき」開催しました!

こんにちは!
本日は、3/11(土)に開催した「3.11を語るとき」のご報告をします。

東日本大震災から12年が経った今日、自分の体験を語り、人の体験を聴くことによって、大震災について抱くモヤモヤを解きほぐすことを目的として、本企画が開催されました。

一般的に東日本大震災関係の多くのイベントでは、被災者や語り部さんの語りを聴くことに主眼が置かれます。しかし今回は、被災地に居た人ではない、ある種「話す機会を与えられてこなかった」「人に話して整理したり、昇華したりする機会もなく、忘れていっていた・風化していっていた人」に重点を置き、体験を分かちあうことにフォーカスしました。

そのため、東北の被災地で被災した方のみならず、首都圏や四国で災害に接した参加者から、等身大の声を聞くことができました。当時を思い出すきっかけや、これからの未来や社会をつくる上での反省・今後の防災意識の向上にも繋がったのではないかと思います。

▼参加者からの感想(一部抜粋)

色々な立場で色々な経験をした人のお話を聞けて、また考えるきっかけにもできそうなので良かったです。このような機会が広まっていくことが、経験していない世代にも伝えていくために重要だと思います。

被災者ではない人達が感じていた過去の話を聞くことができ、第三者の客観的な震災に対する思いや感想の解像度が上がりました。

あったことを共有することと、過去に学ぶこと、その責任を追求することと、それを未来に生かすことは次元が違うのだと思った。

トラウマを孕む悲しい出来事について、社会的・地理的文脈が異なる他者の経験を理解することは容易ではありません。そして、全く何も体験していない人に当事者意識をもたせることもまた難しいものがあります。

だからこそ、一新会では、たとえ当事者でなかったとしても、会員が様々な立場の人に共感に基づく支援をできるようになるために、学び続けられる場を提供したいと思います。

ご参加いただいた皆さんありがとうございました!

福島スタディツアーを行う白門一新会と、中大1年生が主導し福島での現地活動を行うインカレサークル「語りを未来につなぐプロジェクト(通称「かたみら」)」が協力し開催しました。

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