見出し画像

医師国家試験 1000時間のリアルな勉強記録

こんにちは。

5年生の3月から6年生の1月までに1000時間医学を勉強しました。

ちゃんとした結果が出たら書きますけど、とりあえず合格できそうです。

別の記事でも書いたんですけど、わたしはバイトと研究がタイトで早いうちからコツコツ勉強をする必要がありました。

今回対象となるのはこんな人かもしれません。

時間がない人は【最重要】だけ読めばOK♪

★こんな人に読んでほしい!★

●ローペースでいいから、コツコツ地道に取り組める人
●医学に完璧を求めない人
●とりあえず国試に受かるのが最優先という人


ちょっと合わないかも…な人

●国試の勉強なんて、6年の夏とか秋からでオッケー!
●QBの解説は全部暗記したい。
●「病気がみえる」は全部読みたい。

わたし自身、ここまでどうやって辿ってきたか曖昧です。
ですけど、Studyplusというツールにあしあとは残しています。

なので、やってきたことを振り返ってみようと思います。

【最重要】――基本的にmedu4――

この1年間、医学の勉強は基本的にmedu4で行いました。
まあ賛否両論あると思うんですけど、わたしには良かったです。

ここらへん解説してくれてるnoteはコチラです。

116回国家試験においても、この方の情報と相違ないと思いますー。
わたしがmedu4を選んだ理由も、この方とだいたい同じです。

●ひとりの先生が全部の科目を教えてくれる
●勉強だけじゃなくて、勉強のしかたまで教えてくれる
●受かるために必要な知識が凝縮されている
(逆に言うと、医学を勉強したい人には物足りないかも)

medu4のこと深く知りたい方は、こちらを読んでみてくださいー。

【最重要】――合格の決め手――

思った以上に長い記事になってしまいました。

なので、先にわたしの思う合格の決め手となったポイントを挙げます。

  1.とにかく「あたらしいシリーズ」を周回

CBTのときも含めたら、内科外科は5周ぐらいしてます。

ほかのあたらしいシリーズも2周は確実に通してます。
苦手な項目に限っては10周ぐらいしてると思います。

「あたらしいシリーズ」を周回すれば、究極マップはいらないかも??

実際、私は究極マップは取りませんでした。

  2.正答率が高い問題を落とさない訓練を重視

直前期、6割問題に見切りをつけて9割問題と8割問題を優先しました。

  3.つねに複数の科目を同時進行

直前期は当然のことなんです。

ですけど、それまでの間にも意識して色んな科目を触りました。

アプローチはすぐ後で説明します。

  4.あとから見返せる勉強記録を付けた

いまの自分が何をどれくらい勉強していて、あとどれくらい足りないか?

勉強記録をつけたら一目瞭然です。

  5.自分のペースを貫いた

別の記事で書きますけど、余計な情報はシャットアウトしました。

本番も、万全の態勢で臨みました。

ここが一番大事なポイントだったと考えています。

(重要)――勉強の方針――

■inputとoutputを同時並行で進めました。

inputっていうのはそのまま。講義を見て知識を身につける作業です。
outputっていうのは、実際にmedu4.comで問題を解きます。

  科目別に、総論・各論・必修を解きました。

outputなんですけど、まず科目別に総論をすべて終わらせました。
総論が終わったら、こんどは各論。各論が終わったら必修としました。

順番なんですけど、

  必修は最後の方がいいと思います。

総論と各論を仕上げたら、必修は総まとめみたいに使えるからです。

  色んな科目を何度も周回しよう!

科目別で、総論→各論→必修を一気に終わらせた方がいいのでは?

という人もいると思います。つまり、

腎総論→腎各論→腎必修→内代総論→内代各論・・・

ってことですね。これに対して、私が一般にオススメしているのは

腎総論→内代総論→・・→神経総論→腎各論→・・神経各論→腎必修→・・・

です。

  一つの科目を極めても、次の科目に移ったら即忘れます。

対策は1つしかありません。

  触れる機会を増やすことです。

ある時期に腎を頑張ったところで、内代やってたら忘れます。

だから、神経まで総論をサラッと通ったら腎に戻ってくるんです。

その方が、頭の中に知識を定着させることができるはずです!!!

実際に私が進めていたのは、このような形でした。
※時間軸はちょっとテキトーです。( TДT)ゴメンヨー

くろにくる

つまり、ある一時点で

神経必修
産婦人科各論
マイナー総論

を同時に進めていたりしました。

この勉強法のデメリットは二つです。

1.自分が何をどれだけ勉強しているのかわかりづらい
2.いろんな科目をまんべんなく頑張らないといけない

1番目については、Studyplusみたいな勉強記録が解決してくれますー。

2番目については、コツコツできるタイプじゃないと厳しいかも…。
投げ出しちゃうと中途半端になってしまいますからね( ;^^)ヘ..

(興味ある人向け)――実際の勉強記録★直前期まで★――

※細かい勉強時間は書きません。
 興味がある方は、コチラの記事の「6年生」部分をご覧くださいー。

●2021年3月

ある日の記録を取りだしてみます。

5年の3月

  ちょっとこのときは、手書きで勉強していました。

紙のノートに書かないと覚えられなかったので…。

そのときのノートは破棄しちゃったんですけど、
YouTubeに勉強風景が残ってます。

興味があればよろしくお願いします(#^.^#)

■inputとoutputもずらしています。

今回示した勉強記録では、

呼吸器をinputすると同時に免疫をoutputしています。

これが結構大切だと思います。

inputとoutputが同じ科目だと、同じ頭しか使いません~。

でも、これが違っていると様々な頭を使わなきゃいけなくなります。

そうすると、一つの科目に縛られることが減ってきます。

なので、早いうちから科目横断的な目線を養うこともできます。

●2021年4月

5年の4月

  内科外科のinputが終わりました!

コレで1周です。CBT範囲については3周目ぐらいだと思います。

他の予備校はちょっとわからないんですけど、特にmedu4で重要なこと。

  ――ベーステキストを反復することです。

次に先生が何を話すか?が先取りして出てくるまでは周回しましょう。

  講義のなかで尋ねられたら、必ずビデオを止めて考えましょう!!

けっこうあるんですねー。

「ちょっとビデオ止めて考えてください」

とか、

「ちょっとビデオ止めて自分で書いてみてください」

とか。inputの段階で既にoutputが始まっていることを認識しましょう★

6年の4月

  産小老のinputを始めました。

●2021年5月

6年の5月

  産小老のinputが終わりました!!

  そして、マイナーのinputを始めました。

6年の5月no3

  産小老のouputを始めました。

6年の5月no2

●2021年6月

  マイナーのoutputを始めました。

6年の6月no4

  内科外科のoutputが終わりました!!

6年の6月

  マイナーのinputが終わりました!!

6年の6月no2

  救急・中毒麻酔のinputを始めました。

6年の6月no3

●2021年7月  

  救急・中毒麻酔のinputが終わりました!!

6年の7月

  公衆衛生のinputを始めました。

6年の7月no2

  公衆衛生のinputが終わりました。

6年の7月no14

  内科外科のinput2周目に入りました。

6年の7月no4

  同時に、症候論のinputをはじめました。

6年の7月no5

  症候論のinputが終わりました!!

6年の7月no6

  そして必修のinputを始めました。

6年の7月no7

   必修のinputが終わりました!!

※Studyplusに記録してなかったみたいσ(^◇^;)
 なので、medu4.comの受講履歴を貼っておきます。

6年の7月no8

  輸液特講は2日に分けて受講しました。

前に見たことあるみたいですね。

多分ポリクリで輸液を勉強したときだと思います。

6年の7月no9

6年の7月no10

  産小老のouputが終わりました!!

6年の7月no3

  救急・中毒麻酔のoutputを始めました。

6年の7月no11

  酸塩基のinputを始めました

6年の7月no12

●2021年8月  

  酸塩基のinputが終わりました!!

6年の7月no13

  公衆衛生のoutputを始めました。

6年の7月no14

  ここからしばらく、medu4は休止しました。

しばらくは卒試の勉強が中心になります。

その合間として、medu4でやったのは栄養特講と判断評価特講でした。

5年の10月

6年の10月no2

この時期に、YouTubeの勉強動画も休止しました。
さらにTwitterも削除してしまいました。

その辺のことは、こっちの記事に書いています。

●2021年11月

  medu4を再開しました。8月までに進めていたタスクですが、

6年の11月

  一旦リセットしました。

ここにきて、

あれ?やっぱりiPadに板書残ってたほうが便利だなー(´・ω・`)

と思ってしまったんです。

CBTのときに板書は結構残していたので、欠けているところを板書しました。それから、Updateを付け足したり大学の講義で習った知識を書き足したりしていきました。

●2021年12月

6年の12月

12月から1月初めまで、こんな感じでした。

既に板書が完成しているものは統合作業をして、まだ板書が完成していない(ノートは書いてるんですけどね…。)ところはiPadで板書しました。

残念ながら内科外科以外は基本的に板書が残っていませんでした。

●産小老
●マイナー
●救急・中毒麻酔
●公衆衛生

なので、穴埋めからやり直しました。

  穴埋めして、ビデオ受講して、統合作業

この流れですすめることにしました。

6年の12月no2

  outputについてですが…

6年の12月no3

medu4.netの過去問全てを正答率で分けました。

正答率90%台の問題から順番に埋めていこうという算段でした。

※medu4について
私はmedu4.comで講義を受講していました。(古いので…)
ですが、この段階から演習はmedu4.netに切り替えました。

  そして、公衆衛生までの穴埋めがおわり…

6年の12月no4

●2022年1月

  ようやく統合作業が完了したのでした…。

6年の1月

――★★直前期★★――その1.過去問演習

直前期の勉強ですが、

さきほど言ったみたいに、正答率順に問題を片付けました。

ところどころ進捗を載せておきます。

  9割問題がおわり…

6年の1月no2

  8割問題がおわり…

6年の1月no3

  7割問題がおわりました。

6年の1月no4

  9割問題と8割問題は2周目に入りました。

1周目で間違えたor微妙だった問題にしぼっての演習です。

  6割問題…おわりませんでした。

9割問題と8割問題は4周しました。あと、7割問題は2周しました。

6年の1月no5

――★★直前期★★――その2.テストゼミ

過去問演習と同時に、テストゼミを始めました。

わたしの場合、

テストゼミは早起きできた日に受ける!!

というルールを決めていました。

  生活のペースメーカーになっていたと思います。

――★★終焉★★――

6年の2月

――おわりに――

ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。

書いてみて、思ったよりコツコツ勉強出来ている自分に驚きました。

  医師国家試験、本当に辛いし大変な試験でした。

でも、ちゃんと取り組めば必ず合格できます。

焦らず、早めに丁寧に取り組みましょうね♪

では、またどこかで…。

2022/02/19:初版

この記事が参加している募集

#振り返りnote

86,598件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?