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鬱という心が風邪をひいた状態になりました③



精神科の病院ってやはりいいイメージがなかったです。
だから薬をもらって、何を言われても我慢するって覚悟を決めて病院に行きました。
後から思うと失礼な話です。
でもそのくらい怖がってました。

また自分がコントロールできない状態になって、
薬の依存性や、より悪い方向にいく方(自暴自棄)等があると聞くものですから
乗り越えられるか怖さもありました。
スターウォーズ3でアナキンがダークサイドに落ちたような感じになると嫌だなとか
何回も想像しました。
ただそれだけ覚悟して行ったにもかかわらず、病院はあっけないものでした。

親身になって聞いてくれましたし、言いたい言葉も拾ってくれたり、引き出してくれたり、
やはりプロというところです。
すごく心地よくて、あっけにとられたほどです。

そして早速薬を飲んでから症状は一気に変わりました。
1日9時間は寝れますし、突然泣き出すこともなくなりました。
波はあるものの、世界が色がはっきりと見えるようになったり、
みんなに怒られてる声が聞こえなくなりました。

そして外にも出れるようになり、久々に会う方々と楽しく会話もできるようになりました。
自分をオープンすることで、変なプライドもなくなり、より素で話せるため、とても楽でした。

ソワソワする感覚や胸が苦しくなるのはあるのですが、波によっては”普通”になれた気がしますし、
少し前の”不安”に”不安”になってた時が不思議に思うほど、頭がスッキリしてます。

ある日から薬があると大丈夫!って感覚もあったので、薬を減らしながらなくならないように調整してました。
ただそれはダメでした。
一気に落ちます。
これは危なかったです。
先生の言うことは聞こうと当たり前のことを思いました。

そして薬が前向きになれる薬でもあったので、頭がはっきりしてる際には先のことも準備ができます。
やはりその時間は楽しいです。
未来の姿に向かってる感覚は心地いいです。

改めて”やってやる”って心の底から思えるようになりました。

つづく

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