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芸術鑑賞が行われました🎭

こんにちは! 白馬高校支援係です。
このnoteでは、長野県白馬高等学校の日常の様子を日々発信していきます!
白馬高校についてはこちらも参照ください。

今回は、6月8日㈬に芸術鑑賞が行われましたので、その様子をお届けしようと思います!

なお、舞台中は録音、撮影等は行っておりませんので、予めご了承ください。

芸術鑑賞の様子

今回は白馬高校の芸術鑑賞ということで、一般の方向けではありませんでしたが、会場はウイング21で行われた為、広いホールでとても良い雰囲気でした。

内容は落語や講談といった芸能で、普段あまり接する機会がない人も多いため、とても貴重な経験になったことでしょう。

実際の演目が始まる前に、「そもそも落語とはどういうものなのか」「どのように楽しめばよいのか」ということについて、落語家の三笑亭夢丸さんが丁寧に説明してくださいました。

ご存じの方も多いかもしれませんが、落語は基本的に一人でナレーションも登場人物の演じ分けも行うので、その際に顔の向き(上座、下座)や声の大きさ・トーンで親子あるいは男女の違いを演出しています。
また、小道具についての説明もあり、扇子と手拭いであたかもそれが本物であるかのように振る舞う様は、見事でした!

これには、高校生も興味津々な様子で聞き入っていました。

第一演目:講談

最初の演目は講談でした。

今回講談を披露してくれたのは、講談師の神田鯉花(かんだりか)さんです。

講談についての大変分かりやすい解説と、張り扇と釈台の使い方、そして講談の最大の特徴である五七調を実演して頂きました。

その後、巌流島における宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘の演目を披露し、講談の魅力を高校生に伝えていました。

講談特有の独特のリズムと、軽快な話し方で多くの生徒が真剣に聞き入っている様子が印象的でした。

第二演目:落語

続いて落語を披露してもらったのは、瀧川鯉丸さんです。

演目の内容は、「馬鹿の一つ覚え」で、丁稚奉公の少年とその店の主人、またそれ以外の登場人物についても声のトーンや大きさで絶妙に演じ分けており、その情景が目に浮かぶようでした。

演技力もさることながら、会場の雰囲気を作ることにとても長けていることを伺い知ることができました。

第三演目:落語

二番目の落語は、冒頭に落語についての説明をしてくれた三笑亭夢丸さんです。

夢丸さんも奉公についてのお話でしたが、こちらは「他人の不幸は蜜の味」という内容でした。

前述の鯉丸さん同様に、複数の立場の異なる人物をとても巧みに演じ分け、とても一人で演じているとは思えないほど、迫力のある演目で物語にすっと引き込まれました。

生徒の皆さんも落語の魅力に虜になっている様子でした。

第四演目:漫才

落語の後は、17歳から漫才をしているという「笑組」のお二人が登場しました。

コンビ結成36年ということで、とても息の合った抜群のコンビネーションで会場を笑いで包んでいました。

学校教育のネタで、互いの特徴を生かしながらテンポよく進めていく様は、まさにプロそのもので、中には抱腹絶倒している生徒もいました。

今日一番の笑いを起こし、会場の一体感を生み出す笑組の二人には惜しみない拍手が送られていました。

その後も落語の演目がありましたが、芸名をメモしていませんでした💦

合計で1時間半の芸術鑑賞でしたが、それぞれ素晴らしい演目で時が経つのも忘れていました。
講演後に生徒の皆さんに感想を聞くことはできませんでしたが、きっと大いに楽しむことができたと思います!

管理人の一言

日ごろなかなか芸術に触れる機会がありませんが、久しぶりに触れると改めてその素晴らしさを感じることができました。

落語、講談、漫才はどれも芸能の一つではありますが、それぞれに特徴や笑いのポイントが異なり、最後まで飽きることなく聞くことができ、その魅力を少し理解できたような気がします。

コロナで噺家の方々も難しい状況を経験されていると思いますが、こういう時期だからこそ笑うことの大切さや、芸術に触れることの重要性を伝えてくれたことに感謝の気持ちでいっぱいです😊

実際に寄席で鑑賞する機会は少ないかもしれませんが、もしチャンスがあれば行ってみようと思いました!