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詩 まだ薄暗さの残る明け方に

まだ薄暗さの残る明け方に

僕はふと目を醒ます

昨日も遅く寝たというのに

こんなに早くに目を醒ました

冷たい空気の部屋の中で

ストーブに火をつけて

部屋の温まるのをじっと待つ

なんとなく頭に残る印象は

時間とともに薄らいで

もう僕の記憶にない

ああ、なにか夢をみたのか

どんな夢だったのか

時計のチクタクいう音だけが

僕に話しかけてくれていた

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