やっぱ大人こそ推しの一つや二つは持っておいたほうがいいんじゃないかと思った話
どうもどうも!推しの6枚目のシングルが出て日々充実してる箱推しちゃんです。夏が来たね!
お笑い芸人のバービーさんの記事が最近話題です。
これと、たまたま流れてきたキャリア論を読みまして。
やっぱ大人こそ推しの一つや二つ持っておいた方がいいんじゃないかな!と思ったので今日はそういう話をしようと思います。
大人の現状整理その1:年を取ると友達と会う回数は減る
学生の頃親しかった友人も、社会に出るにつれて結婚や子育て、仕事などでスケジュールが合わなくなり、会って話すのは数年に1回…ってよく聞く話。
また、学生の頃はあんなに気が合ったのに、久しぶりに会ったら積んできた経験の違いから、思ったより価値観がズレてきてて、疎遠になっちゃう…ということも。
大人の現状整理その2:自分の話はしづらい
じゃあ、同僚と飲めばいいのでは、という話もありますけど、キャリアを積むにつれてコンフィデンシャルな仕事も増えますし、社内でのパワーバランスを考えると、本当の悩みや愚痴は言いづらくなりますよね。結果、若手の話を聞くばかりで、自分のキャリアの話はしづらかったり。
ママ友と話しても、育児あるあるに終始することが多くて、あんまり重たい話ってしづらかったり…。
そうやって話題を選んだ結果なんですかね、酒飲んでなぜか延々誰かの悪口を言うっていう不毛なパターンもありますな…。
わざわざ時間かけて嫌な思いをして、我々は一体何をしているんだろうか。
大人の現状整理その3:アウトプットしないので整理されない
話す機会も少なければ、自分の話をしようというモチベーションも働かない結果、何が起きるかと言うと、自分に関する思考が一切深まらない、ということがあると思ってます。
脳トレ、という言葉もありますが、やっぱり日常的に考えてアウトプットしていかないと、思考力がだんだん落ちていくんですよね。その結果、自分のキャリアや人生といった重たいトピックを考えることができなくなっていくというのはあると思います。
そこで!大人にリハビリとしてオススメしたいのが推し活です!
推し活の効能1:推しの尊さで脳が活性化する
オタク同士で話してても思うんですけど、誰かを好きになると、脳がめちゃくちゃ活性化するっぽいんですよね。
ライブ終わりに感想を話していても「よくそんな細かいところまで見てるな!」と思うことが多いです。例えば1秒程度、本当にちょこっとだけ、推しがウィンクしたとかそういう細かい話で、この子幻想見ちゃったのかなと思って後で配信を見ると本当にやっていたりする。動体視力すごいなオタクは!
それ以外にも、推しが紹介した本や映画、音楽などはもれなく摂取しに行きますし、そこから推しが何を得たのか一生懸命考えたりする。
好きでハマったものについては、驚くほどのエネルギーをつぎ込んで情報を取りに行きますし、咀嚼してアウトプットしたりもします。
常に思考する、という状態が作られるわけですね。
推し活の効能2:オタ友ができると世界が広がる
1年真面目に推し活してみたら、日本全国に友人がたくさんできたんですよね。年齢もバラバラですし、職業もライフステージも異なります。そうした人たちと推しの話題を通じて語り合うことで、本当に色々な世界があるんだと実感しましたし、モノの見方も正義も単一ではないということをつくづく感じました。
生まれ育った土地や学力、仕事の分野など、実は自分で思っていたより狭い交友関係の中で生きてきたなと思いましたし、推しという新しいベクトルで人間関係の軸が1つ増え、視点を広げることができたのは本当にプラスになったと思ってます。
推し活の効能3:推しを通じて自分理解が深まる
推し活をしてくと、やっぱり常にあるのが「なぜ私はこの推しにこんなにも惹かれるんだろうか」という問いです。
他に似たような人やグループはたくさんあるし、別に他のスポーツやアートにハマったっていいわけじゃないですか。
それがどうしてこの推しの時だけ、こんなに心が躍るのか。
頑張る姿が好きだから、とか。
前例のない道を突き進もうとする姿勢が好きだから、とか。
推しの好きなポイントを挙げていくと、自分が生きていくうえで大切にしたいことや、譲れないポイントが見えてきたりします。
その結果、「ああ、だからあの時あんなにムキになったのか」とか「この仕事を続けているんだな」と気がつくことがあったりします。
推しを通じて自分を再発見し、これまでの生き方を認めることができたりします。
もちろん、推し活ですべてが解決するわけではない
メリットを熱く打ち出しましたが、当然ですけど何事も万能ではないので、推し活で肌が綺麗になったり、英語が喋れるようになったり、運命の人と出会えたりするわけがないです笑
推し活はあくまで趣味であり、人生の彩りであり、リハビリ位だと思います。
ただ、自分を主語にして考える時間が増えること、それを推し活のポジティブな空気の中でできることはとても大きいと思ってます。(あんま生きるのにくよくよしても仕方ないしな)
何より、目標が持てないタイプの人でも、せめて推しに恥ずかしくない自分になろう、と思えるというのが素敵なんじゃないかと。
余談:推しは複数持っておくと色々はかどっていいと思うよ
仕事や家庭、友人以外に推し活仲間というコミュニティを持っておくと色々保険になるのと同様、推しも複数持っておくといいと思ってます。
一つの推しに深くハマりすぎて思考が狭まってしまうのももったいないし、複数いるとどれかが常に活動しているので人生の華やかさが増す。
別にアイドルやボーイズグループである必要もなくて、スポーツでもいいですし芸術でもいいですし、お笑いでもいいと思います。
わたし自身、映画オタクとHIPHOPニワカとOWVのオタクをやらせてもらってますが、最近お笑いの沼も近づいてきて、日々が楽しい笑
今日のところはそんな感じです。
特撮ヒーローみたいな推しをどうぞ!
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