映画日記 森達也・監督『福田村事件』歴史を修悪させないためのフィクション
1 のうがき
2週間くらい前に観た映画の感想文を書こうとして、毎日、書きあぐねている。頭の中にいろいろなことが巡っていて、ちゃんとまとめられないのだ。映画は1回しか観ていないし、その映画評の類は、頭の中がとっ散らかるので、読んでいない。いつものように見切り発車する。
これから続く文章は、最初に森達也監督の『福田村事件』の感想文があって、それからジョニー・ディップの『MINAMATA』について触れ、昨今の偽史偽書のような政治本の乱発売に触れ、文書の改竄とか歴史の修正とかに