【大阪】新戦力分析＆インタビュー…箱庭バレー[16th Season]

チーム戦力（移籍＋契約）

昨季、大阪を率いて連覇を果たした実績のある有村架純監督が就任し、復活が期待されていた大阪だったが、結果をみれば7位と振るわなかった。
そして今季、異例なことに有村監督は１シーズンで退任し、こちらも京都で優勝経験のある北川景子監督を招聘し、新たな戦術のもとリベンジを狙う。

大阪のお家芸といえば、強力なブロッカーを揃えた守備力からのカウンター攻撃だったが、その屋台骨を支えていた金村美玖と大園玲が共に移籍したため、戦略としては完全に崩壊した。
その穴を埋めるのは、才能があるとはいえ新人の大里菜桜と有坂心花となり、これまでの戦術を用いるには少々荷が重そうだ。
そんな現状を見据えてか、名古屋から當真あみをOPとして獲得し、昨季加入の井上和と合わせて攻撃寄りの布陣を構成した。

昨季得点王の當真あみではあるが、全体的には戦力ダウンといっていいだろう。今シーズンの上位進出は厳しいという評判がたっているが、果たして――。

監督インタビュー

――北川監督、今シーズンのチームについてお伺いします。まず、キーマンを教えてください。

北川監督:
「キーマンは間違いなく當真あみです。昨季の得点王、スパイク王と輝かしい実績を持ち、私たちの主砲として大きな期待が寄せられています。彼女の圧倒的な打力は、チームの勝利に大きく貢献するはずです」

――當真選手の活躍が鍵になりそうですね。次に、選手の起用法についてご説明ください。

北川監督:
「主力メンバーの中心は當真、井上和、菅原咲月の3人の若手打者です。年齢は若いものの、戦力として全面的に活用する考えです。特に井上和は、昨季からOHにコンバートしたばかりですが、立場を問わずに起用していきます。そして久保史緒里の経験とコントロール力は、チームの安定につながると期待しています」

――若手と中堅のバランスが大事そうですね。最後に、新シーズンへの抱負をお聞かせください。

北川監督:
「目標は勿論優勝です。ただし、ひとつひとつの試合に全力を尽くし、チーム一丸となって戦うことが何より大切です。選手個々の能力を最大限に引き出し、それらを組み合わせることで、強力な戦力を形作っていきたいと考えています。まずは、前半戦の足がかりとなる好スタートを切ることができれば、後半への弾みにもなると信じています」

選手インタビュー

當真あみ（OP）
「今シーズン、チームの中心選手として大きな責任を負うことになります。井上さんや菅原さんといった若手と共に、しっかりと打線を機能させていきたいと思っています。特に久保さんの経験豊富なトスが私の力を最大限に引き出してくれると確信しています。チームの強みは打撃力だと自負しており、全員で助け合いながら勝利に貪欲なシーズンにしたいですね」

井上和（OH、キャプテン）
「キャプテンとして、チームをまとめるのは至難の業かもしれません。しかし、當真ちゃんをはじめとする個性的な選手たちと切磋琢磨しながら、一人ひとりの力を最大化できるよう尽力します。新人の大里さん、有坂さんには、先輩としてアドバイスをしっかりと行っていきます。私自身も新たな挑戦となるOHですが、全力でプレーに打ち込む覚悟です。お互いに高め合い、チームの底力を存分に発揮できるシーズンにしたいと思います」

菅原咲月（OH）
「當真さんや井上さんの活躍は目を見張るものがあり、私も刺激を受けています。彼女たちに負けないよう、日々の練習に励んでいます。また、新人の大里ちゃんや有坂ちゃんに年長者として良い面も見せていきたいと思っています。チームの雰囲気作りは大切で、お互いを尊重し合える関係が何よりも重要だと考えています。全員で手を取り合い、ひとつになってプレーできれば、必ずいい結果が待っていると信じています」

過去戦力分析

注釈的確認事項

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