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箱根暮らしのススメ その3

2018年9月発行
「まいにち箱根暮らし。」Vol.03に掲載したコラムを
Web用に加筆修正して掲載しています。

箱根暮らしのススメ その3

ちょっと変わった夫婦の箱根移住ものがたり。


箱根に移住して約半年、 
1つの大きな転機が訪れる。

仙石原に本店を構える「グランリヴィエール 箱根ラスク」さんから、
インスタグラム写真展のプロデュースのお誘いをいただいたのだ。

「箱根ラスク写真展」をつけて投稿してもらった
箱根の写真を集めて写真展を行う。

ネット上で行う企画としてはそれほど珍しい企画ではないが、
集まった写真を展示して写真展まで行うのはあまり多くない。
少なくとも箱根では初となる企画だ。 

結果として、募集期間1ヶ月半の間に500枚以上の写真が集まり、
展示枚数を大幅に増やしたり写真展の会期を延長したりと対応に追われ・・・。

文句なしの大成功だったと言える。 

そして。写真展のスタートとほぼ同時に、
次回に向けた写真の募集をスタート。
そう。箱根 ラスクさんからも好評をいただき、
2年連続での開催が直ぐに決まった。


さらにこの写真展の宣伝を目的に、
8月末に芦ノ湖キャンプ村で行われる
「箱根ネイチャーフェスタ」へも夫婦で参加。

とにかく名刺を配り、
「箱根で変わったことを始めた夫婦がいますよ ー」と、
アピールしまくった。

この時の出会いがご縁となり、その後お仕事を頂いたり、
フリーマガジンの取材をお願いした方もいる。

ネットでいろんなことができるようになった時代とはいえ、
やはり大事なのはリアルといったところか。


特に箱根ではこの傾向が強い。

ネット上には箱根の情報が溢れているが、
その多くは大手が主導するポータルサイトや町外の企業が運営する情報サイト。

実際に住んでいろんな人と知り合い、
いろんなお店を知っていくと、
SNSのアカウントを持ってないお店がいっぱいあったり、
ホームページはあるけど更新していないお店があったり。 

箱根の情報を発信していく手段として、
SNSが強力なツールであるのは間違いない。

しかし箱根で暮らす人、
箱根で働く人たちと実際につながっていくには、
SNSは必ずしも正解ではない。

その気付きが、次の大きな転機へとつながっていくのである。

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