筋トレは体育会系じゃない。～リングフィットをクリアして７㎏痩せて気づいたこと～

結論から言うと「筋トレ」は、どんなに運動がニガテでも前向きに取り組める“気配り”と”親切心”を持つ、確実に結果がでる運動だからぜひやってみてね！という点です。

痩せたいな…。でも運動とかダイエットってめんどうだぁ…という人におススメしたいと思い実体験を交え書きたいと思います。ちなみに、3ヶ月で7㎏痩せました！顔ちっちゃくなったよ！

運動がニガテな自分が、苦も無く続けられたのは「リングフィットアドベンチャー」のおかげです。

筋トレといえば「努力し自分を追い込む」「欠かさず続ける」「理想を目指す」など、まさに体育会系というイメージがありました。私はすべてニガテです。

そんな運動がニガテな私でもリングフィットで克服できたよ！痩せたよ！という、筋トレとリングフィットの提案（布教）です。

この記事はこんな方に向けて書いてみました。

・ダイエットや筋トレを始めたい方、している方
・運動がニガテな方
・「リングフィットアドベンチャー」を途中でやめた方

運動＝敵だった私

生まれてこの方、ダイエットに成功したことなど１度もなく、理由をつけては面倒がってやらない→なんかの拍子で一念発起！→三日坊主→なんかの拍子で一念発起！→三日…な、運動やダイエットにネガティブなイメージを持つ健康不良児でした。

そんな私のリングフィットが前衛的なインテリアとなったのはごく自然な流れでしたが、とあるきっかけで再プレイする決意を決めました。知人がリングフィットで別人になってたんです。

一ヶ月前に会ったときよりも痩せたことで、すれ違っても気づかない、まさに別人になっていました。聞けばリングフィットのおかげだと。

…やるか（なんかの拍子で一念発起！）。

筋トレを、おいしく料理

リングフィットを購入したした当初は、痩せたいという気持ちよりも興味本位でのプレイ感が強く、思ったより体がキツかったのも含めすぐに断念。

ただ、明確な「痩せて別人になりたい！」という目標ができてから、リングフィットのプレイ視点も次第に変わりました。気づいたのは筋トレという「食材」と、リングフィットという「調理方法」。

ここからは、この関係性を書きつつ、筋トレやリングフィットで感銘を受けた点を書いていきます。

最初は恥ずかしかったVictory～！もヤミツキに

精神的にも肉体的にも優しい！

筋トレのイメージは「継続！」「努力！」など、まさに根性論の塊だと勘違いしていましたが、リングフィットで筋トレをしたことでイメージが一変。

体の負荷や苦痛などは極力配慮し、合理的に筋肉組織を少しずつ成長させるような運動ばかりでした。

そりゃ最初は筋肉痛で太ももだけ呪われてんのかってぐらいバッドステータスでしたが、これも休みを入れて2週間くらいで徐々に緩和し、無理なく続けられました。

リングフィットも、豆知識として筋肉痛の際のアプローチやメカニズムをしっかり教えてくれたので、納得して続けることができました。

こういったリングフィット細かい気配りと、筋トレは意外と緩くやれるという気づきが、自分の中で一番大きかったかもしれません。

今、筋肉が鍛えられるよ！という励ましのセリフとUI

サボっても怒られない！

仕事が忙しかった日や、お酒を飲んだ日などサボった日もありましたが、2～3日置いてもその効果はしっかりと結果が出ていました。

やはり3週間目くらいだとこのサボり日も考慮しながらできるので、むしろ自分のペースで無理なく続けられる、「サボっても怒られない」という点も大変大きかったです！

これも筋肉をいったん休ませる「超回復」という概念があるという事で納得ができました。筋トレ先輩、マジやさしみ。

この辺りもリングフィットでは、1プレイ中に「この辺でいったん休みますか？」など、プレイを終えるタイミングを提案してくれたり、筋肉に対する負荷を任意で調整できたりと、続けることと休むことの大切さを徹底させていました。

この声掛けタイミングが絶妙

バフがかけられる！

リングフィットのゲーム性とはちょっと外れますが、筋トレにもバフの概念があったのもゲーマーとして楽しめた要因です。

「バフ」とはアイテムや魔法で能力上昇など、有利な状態が発生する事ですが、リアルバフが存在しているんですよね筋トレって。

そのバフですが、

・筋トレ前にコーヒーなどカフェインを摂取することで、パフォーマンスが増す。
・筋トレ後30分以内を目安に、筋肉の生成に必要なたんぱく質（プロテイン）を摂取することで筋肉増加を促す。

など、素人でも簡単に筋トレの効果を上げる方法が多々あり、ゲーマー心をくすぐられました。

ちなみに、私はSAVASのソイプロテイン（ヨーグルト味）を1日2回、朝食と筋トレ後に飲んでました。牛乳と飲むと美味しいです！

1食あたり100円くらい。缶コーヒーと思えばお安いです

次の目標ができる

リングフィットでは、筋トレとしては難易度の高いトレーニングも、バトルに使用する技として扱ったり、レベルアップの目標としてどんどんモチベーションがあがります。

レベルという概念があるので、自分の体がより強くなっている感じが出るのがとてもシンクロ感があって楽しいですね。プレイヤーキャラのスキルツリー型育成もやりがいを感じました。

スキルツリーはゲーマー心をくすぐりますな

より挑戦したくなる！

上記に付随して、より負荷の高い運動にチャレンジしたくなるのも筋トレとリングフィットの大きな特色だと思います。

ちょっとずつできることが増えていく。より高い難易度に挑戦したくなる。

こういった、スポーツの経験が乏しい自分にとってリングフィットはゲームを通じて提案をしてくれることで、運動を通じ自己肯定感を高められた感覚がありました。

筋トレの本などにも丁寧に書かれている本はたくさんありますが、リングフィットでは、相棒の「リング」や、プレイ前後に登場する「ミブリさん」など、キャラクターとストーリーでプレイヤーを導いてくれる点が、このゲームの一番の優しさだと感じています。

どのウェアもおしゃれ。女の子もカワイイ

筋トレは、優しい。

最後に、リングフィットを通じ筋トレを行ったことで変わったのは体形や体重だけではなく、生活自体が「健康でありたい」というレールにシフトしていきました。

筋トレの「体に無理なく負荷をかけて強化していく」点と、任天堂の持つ「プレイヤーへの思いやりとおもてなしの精神」が見事にマッチしたのがこのリングフィットだと思います。

でも一番かわいいのはミブリさん

痩せることで自分が好きになり、自分自身に興味を持った点も大きいです。

もともとスーツ・私服が選べる職場で10年近くスーツで講義をしていましたが、最近痩せ始めてからは私服で職場に行くようになりました。

当たり前のことですが、朝起きて、自分が何を着ていくかを自分で決めていくのが肯定感につながっていると感じます。これも精神面で健康的ですね。

またゲームのおかげで人生が楽しくなったと思うと、やっぱりゲームってすごいんだなと、しみじみ思いました。

【はこ森】

※編集後記※

トータルプレイタイムは２８時間。総消費カロリーは優に10,000cal超え。

おそらく近年で一番長く継続してプレイし続けたゲームでした。

無理なく続けて、気づけば全クリ、７㎏減量って感じです。

あと、とにかくキャラやセリフがかわいいんですよ。

女性主人公の健康美もいいですね。カッコきれいカワイイ。

また、全体的にゆるゆるな世界観が疲れた体に癒しを与えてくれました。

楽しくて新しいゲームって、まだまだたくさん出てきますね。