ロボットを組み立てよう!@第1回講座
こんにちは!「函館市こどもロボットプログラミング教室」です。
第1回目が9月24日土曜日にはこだてみらい館にてスタートしました。このnoteでは、講座の様子を写真とともにレポートいたします。
函館市こどもロボットプログラミング教室の目的
全12回の講座で、ロボットを作って3つのミッションにチャレンジします。その過程で、子どもたちの想像力と粘り強さを鍛えます。
その教材として「ロボサバ」を使用します。
ロボサバについてはコチラからどうぞ
第1回目:ロボットを組み立てよう
第1回目では、函館駅前の「はこだてみらい館」を会場に、ゲスト講師として荒木さんを迎え、これから子どもたちのパートナーとなるロボットを組み立てました。
荒木義彦さん(通称:親方)/株式会社アイティプロジェクト代表取締役
今回使用する教材「ロボサバ」の発起人であり事務局、とうほくロボコンの発起人と事務局を運営している荒木さんをゲスト講師に迎えて第1回目はロボットの組み立てからスタートしました!
ロボサバで使用するのは、タミヤ模型から発売されているリモコンロボット。これにオリジナルのロボット専用基板を合体させて、最終目標である競技会で使うロボットを作ります!
ロボット専用基板には、第2回目以降の講座で使用し、実際にプログラミングをするために使うIchigoJamの互換機が内蔵されています。
組み立ての没頭する子どもたち(と、保護者の方々)の様子
プラモデルの経験がある子は説明書を見ながらスイスイと組み立てを進めて行きます。経験がない子も机の上に置かれた工具と、組み立てを待つプラモデルに目が釘付けです。
細かい作業ですが、集中して。
まずはリモコン部分を組み立てて、ロボットの足を動かすモーターと接続。電池を入れると……ブィ~~ンと無事に動き出して、ちょっとした達成感。自分で組み立てたものが、電池を入れて線を繋いだら想定通りに動いた!という一連の流れは、子どもたちにとって新鮮みがあるようで、楽しそうでした(^^)
午後の部は少しだけ次回の内容を先取り
当教室のスタイルは「どんどん進みたい子はどんどん進む!ゆっくりじっくりの子もマイペースで進む!講師は一人ひとりに寄り添って見守る」です。午後からの部は、プラモデル慣れをしていた子や、高学年が多かったこともあり、予想以上にスイスイと組み立てを終わらせた子も。
そんな子どもたちには、時間の許す限り、次回の内容を少しだけ先取りしてもらいました!
組み立てたロボットは、もちろんリモコンでも動くのですが、本教室では最終的に基板に載せたメモリに動き方をプログラムして、思い通りに動かせるようになる!ということが目標のひとつなので、「メモリにプログラムをIchigoJam(サンプルとして予め組み立て済み)から、記憶させてロボットの基盤に接続する」という工程を先取り!
ロボットを動かすために、今回はBASICというプログラミング言語を使うので、その"さわり"を体験。たった数行の文字列で、ロボットやセンサーを動かせる面白さが体験できたかな~?
次回のIchigoJam基板組立を先取り
次回の講座はIchigoJamの基盤をはんだ付けして組み立てます。第1回目の講座でロボットの組み立てが終わった子どもたちの一部希望者は、はんだ付けまで駒を進めました。
はじめてハンダゴテ&ハンダを触る子がほとんどですが、親方がハンダ付けのコツを伝えると、大人よりも上手な仕上がりになる子も…。素直さは技術の吸収を助けますね!
参加者のコメント
「親の私もやってみたくなってしまった!通販サイトで同じものを買おうかな。」
「疲れた……けど楽しかった!」
「ロボットが動くのをみていたら、かわいく思えてきた(足をバタバタさせているロボットを見て)」
「疲れたーーー!」
「面白かったです」
「犬の散歩みたい(リモコンと線でつながった動くロボットを見て)」
「むしろ、大人が夢中になってしまいました笑」
今回のロボットの組み立ては、6つの車輪がついた脚をそれぞれが絡み合って動くよう組み立てるという部分があったり、指の力が必要な部分がありました。そのため、大人でも少し考えてしまう工程があったのではないかなあと推測します。
ですが、どの子もしっかりと組み立て説明書を読み、サンプルの完成品をじっくり観察して、組み立てに没頭してくれました。休憩もあまり取らず、60分/90分の講座に集中しているように見えました。その分、終わる頃にはドッと疲れたようですが、教室を後にする頃には、ちょっとだけ自信が付いたような表情になっていたのが印象的です。
次回の講座は10月9日(日)。美原にあるMIRAIBASEにて開催します。また皆さんに会えるのを、運営スタッフ一同楽しみにしています😊
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