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矢印の方向

この度はご覧いただきありがとうございます。メンタルコーチ箱﨑でございます。全アスリートが最大の力を発揮できる世界を目指し、日々活動しております。何卒よろしくお願い申し上げます。

今回は、過去のわたしを基に、矢印の方向についてお話をさせていただきます。最後まで読んでいただけると嬉しいです。

わたしは現在、メンタルコーチとして活動しています。【全アスリートが最大の力を発揮できる世界】をつくるため、関わる人に価値を全力で提供しています。ちなみにメンタルコーチとして活動を始めた理由の一つとして、≪過去の自分が好きではなかった≫ということがります。好きではなかったというより、自分を認められていなかったの方が適切かもしれません。そのため、自分自身を認め、誇りを持ち、ワクワクした毎日を過ごしたいと思い、メンタルコーチを志しました。

現在のわたしと、過去のわたしとでは決定的な違いがあります。それは、矢印の方向です。現在はわたし自身に(比較的)向いていますが、過去のわたしは完全にわたし以外に向いていました。何か不都合が起こると、原因をまわりに求めていました。心のどこかで「わたしは悪くない」と思っていました。

もちろん、当時はそんなことは思っていません。きちんと自分自身と向き合い、分析⇒改善⇒行動⇒成長を心掛けていました。誰かに責任を押し付けることなく、自身の力で何とか状況を打開しようとしていました。しかし、今思うとそれは、矢印をわたし自身に向けている『つもり』だったと思います。

なぜ、『つもり』だったかというと、毎日ワクワクしていなかったからです。どこか「やらされて」いたり、「規則のため」であったり、「見栄のため」であったりという気持ちであったため、心からワクワクはしていませんでした。ワクワクした自分軸ではなく、他人軸で生きていたため、わたし自身に矢印を向けている『つもり』だったのです。

現在、メンタルコーチとして活動する中で心掛けていることの一つは、矢印をきちんとわたし自身に向けることです。それにより、きちんと自分自身を認め、誇りを持ち、ワクワクした毎日を過ごせるようになっています。ちなみに、(自分ルールではありますが)矢印をわたし自身に向ける方法は2つあります。

①俯瞰

②人付き合い

①に関しては、良くも悪くも結果が出たときに心掛けています。当然ですが、良い結果のときは喜び、悪い結果のときは落ち込みます。それは大切なことです。しかし、そこに囚われすぎると結果が出た要因がわからなくなってしまいます。きちんと要因を把握するためにも、俯瞰で物事を見ることを習慣付けています。そうすることで、矢印をわたし自身に向けられるようになってきています。

②に関しては、「他人は変えられない」ということです。世の中には、残念なことに矢印を自分以外に向けてしまう人(過去のわたし)がいます。サポートさせていただく選手の場合は、コーチングやティーチングを提供し、気づきを得ることで少しずつ矢印を自分自身に向けていただく関わりを心掛けています。しかし、プライベートで関わる人の中にも、やはりどうしても≪合わない≫人がいます。そういった人に対しては、距離を置くようにしています。

ちょうど先日、元同僚と話す機会があったのですが、『毎月決まった給料がもらえるから仕事は適当にこなしている』と笑いながら話していました。もちろん、その人の価値観なので否定することはしません。しかし、わたしの価値観とは異なるため、その後距離を置くようにしています。『ちょっと合わないなぁ』という人とは距離を置くことで、きちんとわたし自身に矢印を向けられると考えています。

人生においてやはり大切なのは、ワクワクすることだとわたしは思います。ワクワクするためには、きちんと自分軸で日々過ごすこと。そのためには、やはり矢印を自分自身に向けることだと考えます。

メンタルコーチといえども、もちろん人間です。良い結果は嬉しいし、悪い結果は落ち込みます。そんなときこそ、矢印の方向を意識し、ワクワクした毎日を過ごしていきます。

全アスリートが最大の力を発揮できる世界をつくる

プロメンタルコーチ箱﨑

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