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「資本主義」からの脱却。そして、「個人福祉主義」へ

僕はそろそろ、資本主義には限界がくると思う。

これから、書くことをみんなは「っは?」と思うだろう。でも、これから僕が書く社会へと近づいていくと本気で考えてる。そして、それに気づいている国はしっかりと舵をきっている。
日本はどうなるのだろうか?

ちなみに、これから書くことは少しも調べていない。何も根拠はないので、興味ない人はそっと閉じて下さい。

資本主義というのは、一言でいうと“お金の自由”が認められている社会のことです。
お金は個人や会社のもので、何を買おうと自由です。そして、買ったものはその人に所有権が移ります。
とても、自由があり、素晴らしいシステムだと思います。その対極にあるのが、共産主義になります。国が私有財産を管理するシステムです。

自由とは聞こえは良いですが、“差”が生まれやすいシステムです。
資本主義は自由で機会は平等に与えられていると思う。資本が個人に委ねられると、一つの大きな価値観はお金になってしまうのは至極真っ当です。

ここで今一度、“お金”の在り方について考えてみたい。
“お金”は本来、どんな役割を持っているだろうか。
信頼や価値を数値化したものだと思っている。


例えば、ある人から果物を買ったとする。
僕は果物を作るスキルはないから、果物を作るスキルがある人から買っているだけ。
果物を買う時、価値の変換装置として、お金を用いているだけです。

しかし、資本主義がいき過ぎた結果、お金そのものに価値が生じてしまっている。
つまり、手段の目的化が起きてしまった。

お金が沢山ある人が偉い。
お金を稼ぐことが凄い。

本来のお金の使われ方とは少しずつ変化してしまっている。

先日、僕が住む街で、障がいの啓発事業が行われていた。僕は一つ疑問に思うことがあった。
障害がある方がつくられた、商品が100〜200円で売られている。もっと価値があるだろう。価値の魅せ方があるだろう。と少しばかりの憤りを感じてしまった。
障害がある方の低賃金は日本での社会課題の一つだ。資本主義は1人の人が1人分以上の経済活動を行うことで、やっと認められる仕組みだ。

そんな社会システムの中で生きていくのは本当に苦しいことだと思う。

その障がい啓発事業で、ダウン症で書家の金澤翔子さんとそのお母さんが講演に来てくれていた。

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ダウン症は知的レベルが低いことが一つの症状としてある。
そんな翔子さんは資本主義なんていう小難しいシステムなんてきっと理解することは難しい。
だからこそ、前向きに楽しく幸せに生きているとも言える。
お金以外の価値が見えているに違いない。

資本主義のような、社会システムは人間が便宜上、作りあげた仕組みに過ぎない。
翔子さんはそんな枠組みに囚われていないんだろうなと本当に僕は思った。

一度、資本主義という社会システムから外れると、幸せになるんじゃないかな?僕は最近、そう考えている。

それが、「個人福祉主義」
これは僕が勝手に作った言葉ですが、この流れに向かっていくのではないかと思っている。

“福祉”とはサービスを指すことばではなく、“幸せ”という意味です。

「個人福祉主義」

つまり、「個人の幸せを考えていく社会」ということ。

昔と違い、インターネットの革命的な進歩により、情報を得ることは容易い。その結果、様々な人が多様な価値観を持てるようになった。

幸せのあり方も多様化している。

不可能かもしれないが、そんな一人一人の幸せに向き合う。

そんな優しい社会が僕は訪れると思う。

その1つの方法として、“お金のあり方”をもう一度考えなければならない。

先ほども言ったが、お金は価値や信頼を交換するときに使う1つのツールに過ぎない。それならば、お金でなくても良い。

今、自分にお金がないのであれば、労働力でも良いかもしれない。
人に提供するスキルなんて無限にある。
大きなことなんてしなくても良い。

掃除ができる。ご飯が作れる。人と会話できる。

誰にでもありそうな、このようなスキルでさえ、活用する場がある。
例えば、介護施設では非常に重宝されるスキルです。

そして、お金お金と求め過ぎてもいけない。

何か仕事をすれば、対価としてお金を欲しがる。
確かにプロに依頼するときは、お金という対価を支払わなければならないであろう。
しかし、お金以外にも得るモノはたくさんある。
依頼主との関係性、信頼、実績・・・。
これも疑いようのない対価だと思う。

“お金”だけが対価の全てではない。
今の資本主義ではどうしてもお金の比重が高まってしまう。

けれども、僕の考える「個人福祉主義」ではお金の比重は低くなるだろう。


自分が幸せと感じるときはどんなときであろうか?

これを考えることが、とても大事なように感じます。

隣の芝生を眺めていては、価値観に気づくことは難しい。

自分はどんな時に喜びを感じるのだろうか?
自分はどんな時に悲しくなるのだろうか?
自分はどんな時に幸せと感じるのだろうか?

個人福祉主義とは・・・

自分との対話が重要になるかもしれない。





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