「言葉の力」を信じている
「言葉」ってその人を表してしまいます。
横文字やカッコ良い言葉で逃げていませんか?
ルー大柴さんのように面白い言葉なら全く問題ないですが、人に伝えようとするときはナンセンスです。
あー良くわかってないなぁと感じるときは、助成金などを申請するときです。カッコよくまとめすぎてしまうな〜。抽象的すぎる言葉だな〜。って。
抽象的な言葉で逃げることはとても簡単です。なんとなく歯切れが良いし、使っている人もなぜか気持ちよく感じてしまいます。
ですが、苦しみながら、ひねり出した「あなた」の言葉にこそ、価値があるし魅力的に感じます。
魅力的な言葉にする方法はただ1つ。考え抜くことです。
何か新しいイベントやコトを起こすときは、必ず仲間や協力者がいります。
人に説明しないといけないし、面白そう。関わりたい。と思ってもらわないといけません。
そんなときに「言葉の力」が必要です。
まあ、1人に対して面白いって思わせることができなければ、きっと良いイベントにはならないでしょう。
①自分が達成したい目的は何か。
②それをなぜ達成させる必要があるのか。
③目的を達成させるためにはどのような、方法が適切なのか。
④方法が適切だったか評価する指標は何か。
ざっとこの流れが必要なのかなと感じます。
特にリーダーや発起人になる方は①、②を大切にしなければなりません。
あなたがやることなので、目的やその背景がブレていては、誰もどこに向かえば良いかわからなく迷子になってしまいます。
③を考えるときは、当日どのような映像が流れていれば成功と言えるかなぁと想像することが大事です。
良く陥ってしまうのが手段の目的化です。
例えば、最近良くあるマルシェイベント。
同じ「マルシェ」でも目的は異なります。
ただ人を呼んで、運営側が儲けたいのか。
地域や街を活性化させたいのか。
誰か1人のために、活躍できる場を作りたいのか。
マルシェを通して、人と人の関わり合いを期待しているのか。
どれが良いや悪いはありませんが、何を目的にするかによって、同じマルシェであっても内容を変更しないといけないし、何か仕組みを作らないといけません。そもそも、手段としてマルシェが適切でないことだってありえます。
マルシェを通して何を達成したいのか・・・
これが抜けてしまうと、ただやっただけになってしまうし、協力者も集まりにくいのではないかと思います。
「マルシェがしたいです」
なんでマルシェがしたいのか。
マルシェである必要は本当にあるのか。
自分の思い描いている未来はマルシェで達成できるのか。
今回はマルシェを例にあげましたが、どんなときにも大切になる考えだと思います。
誰にでもわかる言葉で伝えるというのは非常に難しい。
自分自身が真意を理解できていないときは、どうしても抽象的な言葉を使ってしまい、人に伝わることはないと思っています。
考える量が不足しています。
考えるのは苦しいと思いますが、
抽象的な言葉に逃げるな。
それは自分らしさからも逃げているということ。
自分の言葉で自分のやりたいことが表現できたとき。
きっと視界が開けるはずです。
そう感じます。
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