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体験記【そろそろ肩のことを書いておこう。四十とか五十とかのアレについて】

2024年3月現在。
左肩痛が明確になってから1年が経ってかなり緩和してきたところでもあります。
ラジオ体操を何の意識もなくできることを着地点に設定している為、今は70%の回復と考えているところです。ただ1年たったなあ、という印象はあって『辛い!!』の時期は過ぎたことはやっぱりとてもありがたいことな訳です。

ある程度時系列を追って、どんな対処をしてきたか、どんな状況だったかをざっくり書いておきたいと思います。今悩んでいる方、これから起こってしまう可能性のある方、もしくは自分の備忘録として残してみようと思ったのです。

これは長年書いていた日記の一部と記憶からの書き起こしです。

◽️2022年12月.翌年1月

パソコンの使用&腕を使うことが増加する、のタイミングで右腕肘から手に近い側が常に傷んでいて、物が持てないくらいの痛みがでていたこと。あと首が冷えていたのは覚えています。寒い時期でも首回りに気を遣う服を着ていなかったなあという記憶。

◽️2023年2.3月

なんだか左肩が痛いかもしれない? となりつつ、(そもそも右の方が痛かったのに?)だましだまし動かしていたようです。寝るときもわざとそちらを下にして寝るなど「あえて」そうした方が痛みはすぐ引くのではないかな、みたいに。
重いものを持つ機会などなどにも、痛いなってなりつつも、まあそのままにしていました。   

◽️2023年4.5月

左肩痛いはもうしっかりと顕在化していたので、左を下にして寝るというのはできなくって仰向け寝のみに。手の平を背中に回すと、腰くらいまでしか上がらない。高いところのものに手が届きにくい感じに。
4月1日の段階では寝ていても痛みで起きていたよう。左腕の筋肉各所がガチガチに固まっていたので、常に各所揉んでいました。
その状態はかなり強まっていて、ドアなどにうっかりぶつかったり、急な動きをしたりする時に、声が出ないような痛みが上腕の手前上側が痛む、みたいなことが起きてました。
「ガクン」と痛いと表現していたよう。
時折はその痛みにしばらくじっと我慢して痛みが過ぎるのを待つ、とかもしました。

この辺りで、かっさとローラーで胸筋上部、首をほぐしその周辺リンパのほぐしをしてみたところわずかに軽くなったものの、結局翌日軽減は一時的だったことを知ることになったり。

明け方に痛くて目が覚めることが増えていて、何かをしても「改善」していかないことを自覚して、病院へ行こうと決めます。(遅い)

その前に、鍼灸院へ。やはり一時的には緩和されるものの状態変わらず。

予約していた整形外科へ。レントゲンを撮り診察。先生はてきぱきと、この向きは動く? 動かないよね、とあちらこちらに腕を動かしつつ確認。
診断内容は「肩から徐々に血液が出ていて、それが腱板と癒着していっていたんだよ」と。腱が切れたのではないのですか? という質問にはそうではないということでしたが、MRI診断はしていないのでした。ジクトルテープの処方と自宅リハビリの方法が指示されます。

◎リハビリ
  壁に対して並行に立つ
   ↓
  壁に肩から真っ直ぐの位置くらいの高さで手を置く
   ↓
  指でそのまま上に上がるところまで、壁を伝い、腕を上げていく、この時肘は曲げない

これを毎日やってました、結構真面目に。
ただその通りに対処していっても、結局悪化の一途を辿っていったのでした。

最初の時には30度も上がらなかったのが、更に上がらなくなってました。

◽️2023年6月

様々な施術をされているヨガの先生にも肩だけでなく体のバランスごと見ていただき、曰く「長くかかるね」ということ。
脇腹の詰まり、大胸筋の凝り固まりなどなどを指摘してもらっていたけど、肩周りは右の方が固かったそう。
なんとなく、何かの治療でいきなり治るというのはないなーという感覚になっていたのでした。

この頃感じていたのは「腕が冷たい」でした。冷たいというのは血流の滞りで、気候は穏やかになっているのに左肩を中心に腕や指先までが冷えるので、手首を絶対に出さないみたいな服装にしていたように思います。
あと背中が痛い。で、左手親指付け根が痛むようで、とにかく冷たかった。これは強烈な感覚でした。
それぞれのところで教えていただくリハビリ方法は試しつつも、やりすぎるとかえって痛くなるのもあって、結局あんまり動かさないようにしよう、とか冷やさないようにしよう、というのを考えてました。

何をやってても、痛い、気になる。でも他のこともしなくてはならないというので辛かった6月でした。
寝ている時の痛み軽減の為、左肩下に枕やタオルを入れて寝てみる、とかを試したけど、これにはあまり効果はなかったのでした。
そして正面の高いものには全然手が届かないという状態。

◽️2023年7.8月

新たな治療に挑戦。
背骨の状況から身体全体の状況を知るという施術を受けるものの、即効でないということを考えても、変化はなかったよう。

この頃にはもうはっきり「無理せず、付き合うしかないのだ」と決めるしかなかったようで、札幌がどんどん暑くなっていこうという時季なのに冷え冷えの片腕に戸惑うしかなかったのでした。

我が家は備え付けエアコンは無いため、冷風機があります。
暑くなれば使用開始するんですが、それがうっかり右腕にかかる位置にあって。
まあ、もう死亡フラグみたいなもので。
その辺りから、右腕痛い? というのがスタートしてしまったんでした。
左を庇えば右が痛くなる。
無意識に身体はバランスをとろうとするのはわかっていたものの、ふんわりといたい、でも認めたくないというそれは8月くらいにかけてぐいぐい悪化。

この頃は背中に腕を回すと左はほぼ上がらず、右はなんとなく違和感ながら背中の真ん中くらいまで上がるという感じ。
正面側には右は上がるけど、左は上がりにくい感じ。

それでも左腕はガチガチながらもなんか僅かに稼働してきた? みたいな意識に。冷えも取れてきていたような。
自宅リハビリをしていた左腕、水平にして完全に上がる状態を90度とするなら、その時は60度くらいになっていたのかも。痛いなりに。(この時、右も80位だったのでは) 

8月真夏。その最も暑いさ中に、冷房と外気の熱気の差にやられる季節にはついに右も左肩と同じように、後を追うように同じ症状となりました。

この頃、高いところの物はなんとかかんとか取る、服の脱ぎ着が本当に難しかったかも。
なんとか工夫してましたが、これがなかなか辛かった。

ただ、左の流れを知っていたから、もう足掻いても仕方ないという諦めもあって、とにかく対処療法だけをしてました。

真夏35度を超える中、旅行に行っていたのですが、右腕全体はただ冷えている感覚。冷房がありがたいのに辛くて日焼け故でなく冷え故にずっとカーディガンを羽織ってました。
ただ左肩がかなり快方にむかっていたのがありがたかった。

◽️2023年秋冬

3月に自覚し始めた左肩の痛みは8月頃にはかなりひいていて、右は7月頃からスタート、ということは12月頃には緩和期に入るのかなーとなんとなく思えてました。

この間四十肩とか五十肩にまつわるあれこれを調べたり、リハビリについて調べたりもしていたのですが、まさか両肩が同時に痛むことは思っていなくて焦ったり不安もあったりしたのですが、まあ工夫すればなんとななるな、なったなという感触です。

実際左は快方にむかいましたので、重さは感じるものの、2023年末にはほぼ垂直に腕は上がり、背中に回した手は背骨真ん中くらいまで上がりました。
左は高いところのものも取れるように。

あと関連あるのかな? と気づいたのは、気圧。乱高下する時は痛みが強いみたいなのとかはあった気がします。肩周りを包括するのは膜。そういう関連があってもおかしくないのかな、とか。

この頃受けた施術

・9月末
かなり整体というか整骨というか、ガッツリと身体を改造するレベルの施術。直後は体が変わった、というか変化しすぎたせいか、色々とバランスが変わったのもあって、しばらく不安定になったかも。
その時の痛みが強いのはなんともなかったけれど、背術後がなかなか辛くて肩がどうのというより、急激な変化はやはりよくないのかな? というのが率直なところ
(この辺りからなんだかリンパの感じがかわって、結果インフルエンザにかかる → 因果関係は不明だけど体調がかなり変わったのは実感あり)

・11月、12月
ヨガの先生が行うファシアにアプローチをするという施術も受けてました。手指足指よって身体のバランスが整っていくというもの、首周りの感じとかが変わっていったり。
寒い季節に向かうのに、なんとなく身体の整う感じがあったのを実感しました。
が、そののち、忙しくなって継続できず、、

◽️2024年1〜3月

11月から年始あたりは、パソコンの利用が増えたり、やはり最も寒い季節でもあって、右はちょっと回復が遅れてるかなーという感じ。
大体1年を振り返ってみて、左はまだ完全ではないですし、寒さが続いた時に左背中あたりが痛んだり。

それでも着々と良くなってる。
そういう実感があって人体に感動もしてます。
痛いから守って固まって、その故障が緩和されてほぐれていく。
ここからも無理せずにほぐしていけるようにしなくては。
まだ変化があるかもしれないので、まだ注視していきますが、ついさっきも無意識に両手で高いところのものを取ってる自分にジンワリしていました。

今困っている肩、でなく方。
焦らず向き合っていかれるといいな。
まずは温めてあたためてお過ごしくださいね。





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