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シーパンドン@2021年ピーマイ⑩(ドルフィンツアー)

シーパンドン、最終日。
前の日の夜、明日、雨ならホテルでゆっくりして、晴れなら、やっぱりイルカ見に行こう、って話になっていて、晴れたので、朝イチで出発。

前の日に、早い時間の方が見られる確率が高い、って聞いてて、ホントは朝6〜7時がいいよ、っ言われたけど、さすがにちょっと早いので、8時頃、レンタルバイクでOld French Portへ。

途中、戻って来る欧米人旅行者のグループとスレ違ったので、早朝、ドルフィンツアーに行って、帰って来てたのかも。

8時半頃、到着して、早速、ドルフィンツアーに。

1隻4名で、80,000kip。時間は特に決まってない感じ。

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この時、出てるボートはなくて、私達だけで、船頭さん(とは言っても若い男性だけど)が、このボートが1番イルカが寄って来るんだよ、って言ってるボートに乗り込む。
ちゃんと、ライフジャケットを着けて。

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Old French Portは、川側から見ると、こんな感じ。

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まずは、最初のポイントへ。

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すぐそこの陸地は、カンボジア。

ここで、エンジンを止めて、待つ。
静かに待つ。ひたすら待つ。
船頭さんも、すごい探してくれる。

で、どのくらい待ったかな。思ったより早かったと思う。
船頭さんが、息継ぎの"シューッ"って言うのが聞えた、って言って、あそこ!って言うので、そちらの方向を見る、というのを何度かやって、何度目かに見えた!
一瞬だけど。何回か見られた!

ただ、同行者の中で1番見たがってた人が見られてなくて…(笑)
1人以外みんな見られたんだけど、何故か1人は見られず…
だいぶ待ったけど、このポイントでは見られなくなってしまって、他のポイントに移動。

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こちらのポイントでも、エンジンを止めて、静かに待つ。

船頭さんは、水面から水の中を見てて、それでイルカが通ると見えるらしく、「あ、今、ボードの下を通ったよ」って教えてくれるんだけど、私達の目にはなかなか見えない…

待ってる間も、船頭さんに色々聞く。
最近、よく見かける個体は2〜3頭。
船頭さんには個体の見分けがつくらしくて、その中の1頭が、このボートが好きで、よく下を通ったり、追いかけて来たりするらしい。

って言ってたら、その1頭が来てくれました!
船頭さんのいる方の船尾の近くに来てて、何度もボートの下を通ったりしてるらしい。
前のポイントより、近くで何度も見ることが出来て、イルカの息継ぎの音とかも聞こえて、ちょっと興奮してしまった(笑)

前のポイントで見られなかった1人は、またまた、なかなか見られなくて。
気付いたのは、船頭さんや私達が、あそこあそこ!って言ってるんだけど、その時に、まず、カメラを構えて写真を撮ろうとしてしまうから、タイミングを逃してしまってた、ということ。
なので、とりあえず、写真は諦めて、直に目で見てみるように勧めてみたら、その後、すぐ見られたのでした。

ということで、写真を撮りたい気持ちはよく分かるけど、やっぱり、まずは写真は置いといて、自分の目で見るのが、見逃さないコツかもしれません。

で、私は、写真を諦らめて、自分で見るのに精一杯で、写真は撮っていません…

私のダンナさんが撮った動画がありますので、興味のある方は、こちらをご覧下さい。
→ Dolphin in Mekong River

ボートの近くで何度も見ることが出来て、みんな大満足で、船着き場に戻り始めてからも、イルカがボートを追って来て、何度も近くに来てくれて、最後まで大満足でした。

前日は、見られなかったグループもあったらしいし、やっパリ、新年早々、ラッキーだったんだなあと。
きっと、今年はいい年になるに違いない!

結局、私たちは、2ポイント行って、トータル45分くらいボートに乗っていましたが、私たちが戻る頃に、数隻ボートが出て来始めていたので、前日の経験からも、9~10時くらいが一番混む時間帯なのかもしれません。

話は逸れますが、20年前にイルカを見に来た時は、こんなちゃんとした船着き場からじゃなくて、その辺の川岸からボートに乗って、ボートももっと小さくて、屋根もなくて、ライフジャケットもなくて。
カンボジア側から来てるボートの人はライフジャケットを着けてて、ラオス側は着けてないから、それで見分けられる、って感じだったなあ。
イルカを見に行ったスポットも、今回みたいに、広い場所じゃなくて、川みたいなところだったような…
これも、日本に帰れたら、20年前の写真を見てみよう。

何はともあれ、この20年でイルカの頭数がとても減ってると聞いていたし、20年前でも、見れるか見られないかは運次第で、見られる確率も年々下がってるとも聞いていたので、この目で、イルカの生存が確認出来て、ホントに嬉しかった。
イルカが見られた人は、またこの場所に戻って来られる、という伝説もあるらしいので、きっと、また来られるし、またイルカに会えること楽しみにしてよう。


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