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ケア。だれかと手を繋ぐようなもの。

1月9日

ケアについて考えていた。

手を伸ばしても届かない、つながれない、繋ぎ返してくれない。それは差違が大きければ大きいほど。相手がふさぎこんでいればいるほど。支援をしたくても受け取ってもらえない。だからケアにはプロセスが必要。

そのプロセスには心を使う。つまり、支援者自身が「人とのつながれなさ」を経験することになる。喪失感、無力感、悲しさや寂しさを味わう。自分のマイナスな感情を払拭するために、相手を責める気持ちになったりすることも起こる。それによって関係性が混乱したり。あるいは、自分を責めて、ケアに携わることを続けられなくなったり。自分のふがいなさに向き合えなければ、連携する仲間同士の間で人間関係が混乱したりしてもおかしくない。ただでさえ、さまざまな職種が十分な関係性を築けないまま、取り急ぎの連携をしていくなかでは、誤解やネガティブな思い込みが発生したりしやすい。それは前提となる情報や考え方の差違が大きければ大きいほど。

いかに失敗を許容していけるか。うまくいかないことだらけの現場に、傷つきながらも「生き残る」。そのためには身を尽くすばかりではもたない。

ひとつひとつのことを理想通りうまくやるよりも、ケアの現場に生き残っていくことに価値を認める。

結果ではなくプロセスを丁寧に評価していく。



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