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【いま、あなたに届けたい1冊】No.25「論語と算盤」

【いま、あなたに届けたい1冊】No.25「論語と算盤」
10代へ、こんな時期だからこそ届けたい本を、メッセージと共にオンラインで募集しました。推薦された本は協力書店さんにて販売させていただいております📚(ブックスタマ武蔵小山店東大和店

こんばんは、スタッフの原です!
今日ご紹介する本は、1万円札にもなっている渋沢栄一の著書「論語と算盤」です。1万円札になるって、どれだけの偉業を残した方なのか、気になりますよね…。

調べてみると、明治時代に470社以上の会社設立に関わった方らしいです…!みずほ銀行やキリンビールなど、今でも第一線で活躍する企業が名を連ねていました。

日本企業の礎を築いた渋沢栄一が、現代を生きる私たちにどんな教えを引き継いでくれるのでしょうか…。

NO.25「論語と算盤」

論語と算盤-01

~推薦者からのメッセージ~
"箸の上げ下ろしの注意ができれば、次に心掛くべきは自分を知るということである。" 文系と理系、理想と現実、白黒はっきりつけることばかりが答えじゃない。道徳と経営の合一を目指した、近代資本主義の父、渋沢栄一の著作から、自分という資本を知るきっかけに。成長とは何か、正義とは何かを問いながら読んで欲しいです。  チアキ(学生22歳)
[渋沢栄一/角川ソフィア文庫]

相反するように見える「道徳」と「経営」。
推薦者のチアキさんとはオンライン読書会でご一緒したのですが、「道徳=人格形成」と「経営=資本主義的な利益追求」のバランスをとることの価値と難しさについて考えさせられたと話してくれました。

”白黒はっきりつけることばかりが答えじゃない”というチアキさんの言葉。結論を急いだり、分かりやすい答えを求めてしまいがちな自分に向けられたた言葉のようで、どきっとしてしまいました。

緊急事態宣言が解かれWithコロナが叫ばれていますが、これからの社会の在り方に、明確な答えはないですよね…。

過去から学び未来を予測しながらこれからの暮らしの在り方を形づくっていかなければならない今こそ、多くの気づきをもたらしてくれそうな一冊になりそうです…!

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明日も、本のタイトルとみなさまの想いをセットで届けさせていただきます〜!

※推薦本の販売にご協力いただける書店さんはまだまだ募集中です!メールまたはDMでお気軽にご連絡ください◎

<お問い合わせ先>
◆gmail:hakkutsu.kamisyakujii@gmail.com
◆Twitter:@hakkutsu_tokyo
https://twitter.com/hakkutsu_tokyo

<暗やみ本屋ハックツとは?>
暗やみ本屋ハックツは、大人の方から寄贈いただいた本だけが並ぶ、10代限定の古本屋です。多いときでは約80冊が店内に並び、営業日によって本は入れ替わります。

店内は「暗やみ本屋」の名の通り、真っ暗やみ。若者たちは洞窟のなかで宝探しをするかのように、懐中電灯を片手に本を探します。

それぞれの本には大人からのメッセージつき。若者たちはメッセージを読みながら本を手にとり、自分が欲しい本を選びます。寄贈された本がハックツされる(若者の手に渡る)と、スタッフより「ハックツされました!」メールが届きます。

②読書会

ハックツで出会う本や、地域の大人との出会は、若者たちの人生の選択肢を広げるきっかけになると信じて活動を続けています。

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