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2023年の上映カレンダーです。今年も皆さんありがとうございました。映画「発酵する民」

2023年の上映カレンダーです。今年も皆さんありがとうございました。

ドキュメンタリー映画『発酵する民』
前半は劇場公開が続き、そこから自主上映会が始まり
各地で本当にたくさんの方々と出会えました。

1年分の写真を見返して
ノートに記録した一人ひとりの言葉を読みました。

ある映画館の人が言っていた
「映画上映する場は、制作の最後の現場なんですよ。
私たちもそういう気持ちでやっています」という言葉。

劇場でも自主上映会でも、上映を決めてくれる人がいて
汗を流してくれる方がいるから、なんとか上映出来ています。

「異なるコミュニティを繋ぐ」ことができるのが、映像の持つ力ではありますが、逆にこのドキュメンタリー映画は、上映してくれた場が、映画も自分も次の場所へと運んでくれていると感じています。

繋いでもらっているのはこちらであり、1つの上映の場から受けとるものがとても大きいです。

また、個人的に劇場で映画を観ることを楽しめた1年でした。自分の身体よりも大きなスクリーンで見る喜びを感じました。

北野武監督『首』や、宮崎駿監督『君たちはどう生きるか』、スコセッシ監督『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』など巨匠たちが老いても限界を押し広げていくような映画を連発し、ドキュメンタリーでは、チョン・ジェウン監督『猫たちのアパートメント』や、昨年鑑賞した國武綾監督の映画『夫とちょっと離れて島暮らし』が、生活の中で何度か思い出す大切な作品になりました。

ドキュメンタリーは、劇場で他の作品を観て学ぶことが本当に多く。特にこの2作は、カメラが権力の中央や物事の中心地に置かれすぎず、白黒つけることが難しい割り切れない思いを、思考を停止させる映像ではなく、感じ取ってもらうことを大切にしたドキュメンタリーだと思いました。

映画『発酵する民』は、2024年も各地で上映していただきます。

ドキュメンタリー映画の企画もいくつかいただいたり、自分でやりたい企画書も複数あるので、そちらも数年がかりで進める予定です。妻とやっている古民家ゆりいかも動き出します。

でも何をやるにしても昨年、今年と出会ってくれた方の存在は大きいです。どうか2024年もよろしくお願いいたします。

#ドキュメンタリー映画
#発酵する民
#福々映像
#映画制作
#映画配給

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