高校受験の失敗がかなり辛かった話

過去に書こうと思って貯めていた話題から引っ張ってきた。

この記事を読んで、自分の体験を思い出したので書いてみたい。


わたしは高校受験で公立の学校に落ちてしまった経験がある。

半々くらいの確率でいける学校を選んだのであるが、当日実力が出し切れず惨敗。

これが、思っていたより辛かった。



発表の日、家族と車で高校まで見に行ったのであるが、帰りの車内で母がとても落ち込んでいたことを覚えている。辛かった。

学校でも、やりきれない思いをした。
クラスのほどんどの人が、公立に受かったか、私立の単願で前向きに進路を決めており、同じ高校の人同士で制服の採寸日の相談なんかをしていた。その中で確か3人だけ、悲壮感の中佇んでいた。
同じ境遇の人とだけしか話せなくて、変な仲間意識が芽生えたことを覚えている。こんな負のグループは、後にも先にもこのときだけである。
この孤立感はひどかった。

それでも次第に、同じ高校を受けた二人とも話せるようになり、中学の卒業式にはクラスメイトと思い出を作れるくらいには、メンタルも復活した。


ここで言いたいことであるが、この経験がとても有益だったということである。

この経験のおかげで、私立の高校では同志と仲良くなり、
共に励んで大学に行くことができた。(少し逆転してやった)
そこでは、したい仕事と出会うことができた。
そして念願の企業に就職することができた。
今、やめても同じ業務を続けたいと思える仕事ができている。


15歳でプライドも意地もズタズタな真っ暗な世界を知って、もう二度と同じような思いを家族にさせたくないと思った。
この思いは今も私を奮い立たせ、直前まで諦めない気持ちをもつことができる。


若い世代に伝えたい。

受験勉強中のあなたへ
落ちたら辛い。大事にしている人が悲しむ顔は、とてもメンタルにくる。
私の屍を乗り越えて、精いっぱい頑張ってほしい。

落ちた人へ
今は辛い。でもこれで終わりではない。それがきっかけとなって、自分の使命を見付けることができるかもしれない。
この経験は無駄にはならない。今を生き抜くべし。


おまけ


このメンタルの弱さで、大学受験の時にも実力を存分に放棄した。
(同じ失敗は繰り返されるともいえる。)

失恋よりよっぽど応えた、「私を構成する苦い思い出」でした…

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