孫泰蔵さん著『冒険の書 AI時代のアンラーニング〜』が広島に届いた!
今日のお昼、ずっと読みたいと思っていた予約していた一冊連続起業家 孫泰蔵さん著『冒険の書 AI時代のアンラーニング〜』が広島に届いた。
広島県の島エリアの久比・三角島と山間部の神石高原の二拠点で活動しているため、確実に郵送を受け取りたい時は呉市の実家に届け家族に預かってもらっているけど、この本も呉市宛てで予約していた。この数日、幾度となく「本届いた?」と家族にLINEをしていて「まだ来てないよ?」という連絡を3日くらいして、今日遂に到着。夕方、仕事の合間、家に立ち寄って届いていたポストから取り出す。
閉店前に銀行に行く用事があったので車の助手席に置いて、信号待ちの合間、amazonの包装を開けて、初めて手にする。孫泰蔵さんが書かれた本、どんな本なんだろうか。ボリューム満点のページ数、木の下で主人公が手帳を持って未来を展望しているようなカバーの絵、質感の良い字体。そして、「君が気づけば世界は変わる」という帯のメッセージ。手にした瞬間から、心が躍る感覚になった。
夕方銀行での用事が終わり、「よし。」と本を向き合えた。そこからコーヒーを片手に約4時間、泰蔵さんの描く世界に没入していくような感覚を覚える読書体験だった。そして、読み終わっていた時には、今進めている「冒険」をさらに深めていこうと思えるような勇気をいただけるような感覚だった。
第1章から第5章まで、ジョンロック、ミシェル・フーコー、ロバアト・オウェン、荘子、内村鑑三、イヴァン・イリッチ等等引用されている古典から最新の思想や哲学、またアートや芸術が書かれている世界中の書物は解読することがとても難しいものばかり。しかし、冒険の書の孫泰蔵さんの問いに対しての引用を通じて、引用されている難しい本も一度是非読んでみよう、深めてみたい、生きるための解像度をもっと学んで高めていきたい。と思えていた。
自分は運良く2014年に孫泰蔵さんがETIC.さんと開校した社会起業家育成プログラムを通じて東京で初めて孫泰蔵さんにお会いできた。そして、自分の生き方や考え方が大きく変わったし、ナオライの原型を生み出すことができた。そして、2019年一般社団法人まめな立ち上げにも参画でき、今日まで事あるごとにきっかけをいただいている。
経緯を以前PRESIDENTONLINEで牧野さんがまとめていただいた。↓
孫泰蔵さんは冒険の書を書かれるまでに3年以上を費やされたという。人間や社会の在り方について膨大な書物のインプット、対話、人との出会い、ご体験、内省を繰り返され続けられ、そして言葉を紡がれこられたのだと思う。その経過をこんなにコンパクトに、そしてこんなに解り易く、一冊の本にまとめられていることに敬意と感謝の念が湧いてきた。ご執筆本当にありがとうございました。
自分も孫泰蔵さんと同時代に生きれていることを嬉しく思える、一生大切にしたいと思える一冊だった。本棚に常に置いておき、これからの自分達の冒険の指南書にしていきたい。
amazonでは発売後、社会、思想の本としてベストセラー1位に!ご出版おめでとうございます!
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