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自己愛モンスターになりました。

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承認欲求、自己顕示欲、愛されたい願望…。求めるものと手に入るものについて考えさせられます。 愛されたい、褒められたい、満たされたい。 満たされない感情を、自己愛で補おうしたとある…
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#自己顕示欲

拝啓、〇〇様。

人間性の問題です。 いじめとか、そうじゃないかとかじゃなくて。 全く関係ないわけじゃないですけど。 小学生は色恋沙汰が好きでしょ? 私は好きな人とかできなかった。 でも聞かれるから濁して。切り札として学年で一番人気のあった子。 恋愛シミュレーションゲームってわかります? そう、あれにタイプのキャラがいなかった感じ。退屈でしょ? でもどうしてもクリアしなきゃいけなくて、攻略してるフリしなきゃいけなかったから。 まあ、その子選んだのにも理由はあるんですよ。足が速いとかじゃないで

名も無き逃亡犯。

 多分、私が生きづらいのは、俯瞰で見てる自分が自分のことを好きじゃないからだ。私は人より俯瞰の自分の我が強い。単純に悪口だけで終わるような話も自分に重ねて、最終的に「私もじゃん」と着地してしまう。そして、「私ですらそう思うということは、他の人もそう思うじゃん。」という思想にいたり、「あ、私今嫌われてるんだろうな。」と思う流れだ。結局、私が怯えてるのは、「自分と近い感覚を持った人の視線」なのだ。  自らに勝手にミッションを課して、それを超えられないことでストレスを感じてる。勝

出来の悪い私は。

 私は出来が悪い。成績も良くないし、運動もできない。神様はどちらかは与えてくれるものだと聞いているのだが…。まぁ、無宗教の私にはどちらも与えられていなくて当然だと言えるだろう。他のことと比べれば得意なことも、せいぜい人並み。テレビ、映画、ラジオ、小説、メディアというメディアから狂ったように得てきたどうでもいい雑学ばかりを詰め込んだこの頭は、人との会話の間埋めでしかその役割を発揮しない。余計なことを知っているばっかりに気まずい空気を作ってしまうことだってあるから、間埋めとしても

いい先輩になりたかっただけ。

 理想の先輩っていましたか?私もこうなりたいって思うような。私にはいませんでした。おそらく私がいい後輩じゃなかったから、良くしてもらった覚えがないだけだと思うのですが。だから、こんな先輩にはなるまいと思って理想像を作り、後輩に接してきました。  例えば、内輪ウケのしょうもない話をする先輩、後輩の前で揉め出すような先輩、要領の悪い先輩…。  だから、私は内輪の話はしない。誰とも揉めない。要領よくしてるフリをする。仕事で残す時は、飲み物を買いに行く。教員への交渉は全部私がする

自己愛モンスターになりました。

 一応私立の女子校に通ってるだけあって、周りの生徒に比べたら大したことないですが、一般的に言えば裕福な家庭で育ちました。一人っ子なので、両親の愛も存分に受け、それなりに期待されて育ちました。そんな私の自己顕示欲、承認欲求、愛されたい願望の話。  小学4年生の頃から日記を書くことを不定期のストレス発散方法とし、ノートが4冊を超えたあたりで、中学に入学。と同時に、日記をスマホでの記録に変えました。敢えて、日課としないことで、なんとか今日現在まで続いています。  まず、日記を始