スナックブームが来ている
看護師が経験０で飲食店を開業した記録。
３年目に突入しました。2020年10月、福岡で
“昼から飲もう、日替わりおかずと楽しいお酒”「博多okatteふじコ」をグルメタウン薬院に開業。開業前の様子からnoteに綴ってきました。
わたしの最終目標は、看護師を副業にすること。『飲食店×看護師』の発想で何が出来るか、出来ているのか。
気付きや考えていることを書き綴っています。
スナックブーム、スナック、というWordをよく見かけるようになった。『スナ女』と言われる、スナック通いする女子、そんな言葉も産まれている、スナックブーム。
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「ママ、今日誕生日だったよね？お祝いしよーよ。ボトル入れようか」
「やだー🎵社長、ありがとう。」
「キャー社長さん、お歌が上手❗」
「ママのために歌ったんだよ」
＊だいぶ古い感じでしょうか(笑)
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スナックは、私には、こんなイメージだった。カラオケとウィスキーの水割りか、黒霧、ボトルはキープしている。コンサバ系の洋服か、ドレッシーな服装の店主。
本来スナックは、「大人の社交場」
立場や属性の異なる者たちが集い、語り、酒やカフェを楽しむそんな場所。外国の酒場やパブ、カフェのようなものがその起源と言われている。
今、若者たちは、レトロモダンに惹かれ、レコードを聴き、家庭、職場(学校)、インターネット、そしてスナックに集うという。新しいカルチャーの巣窟、そう、若者たちは気付き始めている。
私もスナックが気になってきていて、数ヶ月前にもスナックについて記事を書いた。
スナックは、距離感
昭和が作り上げてしまったスナックから、新たなカルチャーや概念が産まれ、進化しつつあるのを、私は猛烈にここ最近、強く感じている。Twitterでも、スナック押し、居場所という意味のスナック、という投稿をよく見る。
これはbarの話だけれども、、
沖縄に先日行ったとき、新しいテナントビルディングに行った。1階は複数入る店舗は垣根がなく、フードコートの様な造り。2階は少し落ちついた、しきりのある店舗が並びそのひとつに、テーブルを真ん中としたbarがあった。そこを3名ほど男性が囲んでいて、後で知ったのが、そのうち1人が店主だったそう。カウンターを挟んで営業する、という環境がそもそも無かった（風営法上どうしているのかは知らないし、今回はそこはスルーしとく）同じテーブルを囲む、サイコーな距離感だと思ってジロジロ見てしまった(笑)
この距離感、スナックだろ
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癒しの場所から交流の場所へ
何故、スナックが求められるのか。
現代人は忙しい。忙しい気分にいつもさらされている。インターネットの情報や街歩きする中で、目に入るビジョンや街の変化するスピードに、耳や目を塞ぎたいと思ったことが、誰しも１度はあるんじゃないだろうか。気分が優れて居るときはキラキラと素敵に見える街並みも、気分が落ち込んだときは、プレッシャーをかけられている様な、自分の存在に気づいて欲しくない様な、息を吐きたい気分になる。
そんな時の癒しの場所だった
その役割は今も在りながらも、
今は、多様な人や、幅広い年代の酒が飲める大人が集う、『交流の場所』になってきている。酒が飲めなくても楽しめるスナックも出てきていると言うから、酒というガソリンを燃やさなくても、『交流』は可能、コミュニケーションの場所であるという目的がうかがえる。聴くところでは、店主(ママやマスター)が居ることで、監視や、ルールが担保され、若い人も変なオジサンに絡まれたり、トラブルに巻き込まれることなく安全に楽しめるという安心感が、居酒屋より有るのだそう。
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店主は、『タクトを振るもの』
どんなゲストが居るかを察し、カウンターに同席する時間を、ゲストに合わせて回したり、時に調整したり指示を出す。この判断が店主の役割であり、その時間を盛り上げることにつながる。店主の役割や盛り上げる腕はそこにあると、おっしゃるお客さんが居る。
そんな事を感じやすい空間になっているのが、スナックなんだろうと思うし、若い人もそれを感じとっているんだろうと推測している。
毎日働き頑張る人達が、
家庭の自分でも職場の自分でも無い顔をして、
小休止、息抜き、癒しを求めてくる場所が、
スナックだった。
そして現代、
それに加えて、『文化（考え方）の交流』が始まっているのが、新しいスナック、
ネオスナックなのかもしれない。
ニューカルチャーは、スナックに有り
当店はスナック以上小料理屋未満と、
店のジャンルを打ち出している酒場です。
通常の営業もしながら、
夏季限定、21時～はスナックふじコと言ってスナック営業もスタートしています。
ますます楽しく成りそう✨✨
見えてくる事が有りそうだなぁ。
台風🌀邪魔してくるーー(笑)
2020年コロナ禍に開業した看護師です。ワクワクが止まりません。Withコロナはまだ続きますが、継続していけますように応援お待ちしております。