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このマガジンは、福岡市中央区在住の現役看護師が、飲食店昼から飲もう、日替わりおかずと楽しいお酒「博多okatteふじコ」を開業、開業後の記録です。素人の私が、福岡市のグルメタウン“薬院”で店を開業。新しいことにわくわくドキドキ、でも真面目に。そんな記録です。


福岡も第4波が大阪、東京そして福岡へいつものように拡がって来ました。もたらされてるのか、拡げているのか、これが最近のホットワード「人流」の影響なのでしょうか。

大阪の状況を見て福岡は国に言われる前にやってますよ!感を出すために早めに時短要請を出しました。その件について昨日の福岡市長の会見では、「ゴールデンウィークに福岡に行こうと思う方に伝わる様に、動かないで、というメッセージ性を込めて連休前であればメディアが取り扱うので伝わると思った」と県政は考えたと言っておりました。一見賢い先手の様に思うけど、“ 自分の口を汚さず”、とスマートなやりくちは、伝わらなかった。たくさん福岡に旅行者は来ているから。小池さんの様に「来ないで下さい」とハッキリ言ってみたら良い。笑

なんて後の祭り。

そんな福岡も筑後や久留米を中心にコロナ患者が爆増して、筑後には病院も少ないという現状から福岡市に入院し、遅れて増えてきた福岡市の患者は北九州に入院させられるという連鎖が起き、今はどこかしらも増加しているらしい。

飛沫、接触によって拡がるコロナは、変異していく。こうなって1年以上、、もう流石にゼロコロナ=撲滅、は無いことはどんなバカも理解していると思う。

石を投げればコロナに当たる

今はそれくらいの拡がりかもしれない。


ゼロコロナは達成不可能なのに、国はスタンスを変えることが出来ずに、何とかしようと荒がって、オリンピックのこともはっきり出来ず、かといって政策構築は進められずに今日を迎えている。ワクチン頼みだと、それを待って、手を打たないのは国の方じゃないかい?

手を打つとは、ゼロコロナを目指せ、ではなくて、ワクチンが全てだとするならば、ワクチン接種が整うまではコロナで困る人をひたすら助ける責任を国は果たす必要があると私は思う。コロナによって影響を受け生活困窮となった者、医療介護現場とその従事者、生活を支えてくれていた売上減少事業者、日本文化を創る文化人などなど。それと同時にコロナは無くならないので、付き合い方を国民に示して、早く導くべきたと思う。


ゼロ コロナ は無い、もう一回言う。

懐かしい論争だけど、アフターコロナではなく「With コロナ」が正解だった。

私はコロナとともにお店をやって来た。お陰様で半年が経過して、目立った損失も、事故事件もなく順風満帆、楽しく日々が過ぎている。

前回の緊急事態宣言、時短要請の時には営業を続けた。「お客様の日常に寄り添う」を信念としているので、食糧難民になるお客さん達を応援支えたかったし、時短要請の影響が何なのか体感してみたかった。

解ったことは

①時短になると働き盛りの若い人たちは、間に合わず仕事終わりに来れなくなった

②昼間の来店が若干増えるが、若干、1割も増えない

③かといって休日も客数は増えない、日曜は客数が減る

ウーバー配達員が共有するリアルタイムの調査報告結果によれば、日曜日がもっとも依頼件数が増えるんだそう。日曜はステイホーム、翌日からの仕事に備えるといったところか。

とにかく、一言で言うと「時短要請期間」は、とても来客が不安定になるということ。食材のロスや仕入という1番大きな支出をコントロールする必要がある。

私は決して利潤追求理念を持ってる訳では無いことを言っておきます。続けるためには、赤字では続けられないし、Withコロナでは体力(資金力に繋がる運営力)が長期的に必要なのです。お客さんがお得感や手軽さを感じ、かつ支出のコントロールができる、メニュー調整、提供方法の工夫を時短要請中は続けている。お陰様で、開業後2/3強は時短営業だけど、赤字になったことは無く、返済も滞りなく出来ているうえ、給料も出ている(^▽^)/


前置きが長くなりましたが、さて第4波。

緊急事態宣言とともに今回から禁酒令が出ている。酒を提供し無ければ営業しても良いという、随分現実的では無い方針が示された。

今回は休業してみることにした。なぜ??

①医療現場の足を引っ張ることはしたくない

②今回の第4波はオリンピックを前提とした対策になってくるので締め付けが強い、面倒や我慢が生じる

③ ①②が、長期的、延長になりそう

という気持ちです。

たとえ無症状でも感染が拡大していることで、重傷者につながってしまうこと、国は出口を示せず付き合い方を示さないので、いかなるケースも全力で救命、医療提供をする状態になっています。医療逼迫の背景を詳細に明らかにして欲しいといつも思いますが、ベッドが無い、の背景は明らかになってきません。背景はなんにせよ、ベッドが無いのは事実で、不意に交通事故に合ってしまった方がたらい回しになったり、急病者の治療が遅れたりする事が心配され、そうならないことを願うからです。

コロナ優先、どんなケースも全力の医療を施す体制を早く国が見直してくれると、色々とスムーズになることも増えると思うし、、、他業種の飲食店などへの締め付けも緩和されると思う。


自分に万が一があった時、あなたはどうしたい?してほしいですか?

あなたにとっての、健やかって何ですか?

でも現状コロナ優先なので無症状者も含め、数を増やさないために休業して協力してみようと思います。


今回は長丁場になると思います。オリンピック終了、衆議院解散選挙が一つのステップ(改変)の時期の目安かな。それまで、どんな仕事の方も、頑張ってください。私も頑張ります。


そしてこの状況も、楽しみます。

お客様も健やかでお過ごしください。元気にまたお話聞かせてくださいね。




2020年コロナ禍に開業した看護師です。ワクワクが止まりません。Withコロナはまだ続きますが、継続していけますように応援お待ちしております。