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3周年を迎えることが出来ました。

看護師が経験0で飲食店を開業した記録。4年目に突入しました。2020年10月、福岡で“昼から飲もう、日替わりおかずと楽しいお酒”「博多okatteふじコ」をグルメタウン薬院に開業。開業前の様子からnoteに綴ってきました。わたしの最終目標は、看護師を副業にすること。『飲食店×看護師』の発想で何が出来るか、出来ているのか。

気付きや考えていることを書き綴っています。

2020年10月にお店を開業して、3年、3周年を無事に迎えることが出来ました。
この頃はとにかく忙しく、noteの更新が出来ずに久しぶりの投稿になってしまいました。

3周年を迎えてみて、

率直に、生き延びて良かった‼️

という気持ちです。

迎えました‼️というより、
迎えることが出来ました‼️

という言い方が適当です。

福岡市は飲食店を中心とした、第三次産業と言われる中小の産業が多い街です。飲食店はほんとに多くて、世界での、人口10万人辺りの飲食店が多い街ベスト10に入る福岡市です。

私は、飲食店で働いた経験も無いし、
ずーっと看護師という畑違いの場所で働いてきました。

そんな私が福岡市の中心地でお店を開く、
無謀でしかない行為です。

コロナに振り回され、
お店の備品が壊れたり、
排水が急に詰まったり、
迷惑なお客さんに遭遇したり、
ぶちギレたり。

色んな事はありましたが、
全体的に言えば、乗り越えられる範囲の困り事で、喉元過ぎれば熱さを忘れる位の一時的なことでした。

何より、お客様との出会いの喜びが大きく、
素敵な方ばかりで、その姿や考え方から学ぶ事も非常に多いです。素敵な女性、人間に成りたい、今更ながら思い始めています。

この3年間の葛藤、悩みの種のひとつが、両親の存在でした。もう若くも無いのに、両親のことなどお恥ずかしい話ですが、私の両親は酒場を知らない、お酒は飲めない夫婦で、たまに嗜むビール一杯が、精一杯。加えて、典型的な真面目人間でギャンブルや借金、ローンや娯楽を知りません。

そんな両親にとってもこの3年間は嵐のような落ち着かない時間だったと思います。看護師という安定を離れ、借金をして、ボロいアパートに移り住み、お客は来るか来ないか分からない神頼み。そんな生活、安心するはず有りません。私も娘として申し訳ないという気持ちは、多少持ち合わせているので、頻繁に連絡を入れて元気であること、素敵なお客様と出会いがあったこと、お客様が喜んでくれた話などを報告するようにしてきました。

幸い、当店【博多okatte ふじコ】はお客様に恵まれ、看護師で、異次元の変わり者の私に愛想を尽かされる、客離れもなく、いつも程よい距離感で見守り、応援して頂いています。

そんな感謝をお客様に伝える日、それが、
周年イベントのはずでした。


そこで私は寝てしまったのです。
酔っぱらい、疲れが回り、意識が遠退いていきました。気付けばお客様たちがお店の片付けをしてくれていました。お金の〆もしてくれていました。

そんなことあり得ませんよね。

という、くらい
安心出来る、素敵なお客様達です。
カウンター6席しかない当店のイベントに、60名程が来て下さっていました。

幸せ者です。

ふじコは、4年目に突入しました。
飲食店の戦いはこれからです。
3年は持っても、5年まで行き着かず、廃業するお店が多いからです。

頑張る、頑張ると言っていても、上手くいくとは限りません。
飲食店の継続には頑張っても無理なこと、
そして、私の場合にはワンオペの限界も有ります。感じつつあります。
逆に、頑張らなくても継続する店も有るということ、いい加減な店主、汚い店、が意外に人気店だということがあったりと、決めるのはお客様、ニーズは色々、だから私もかろうじて収まっているのかもしれません。そんな世界です。

私がこれからどうなるかは、神のみぞ知ると言えます。

という感じなのですが、
目の前のことを疎かにせず、
楽しいと思うことを大切に、
お客様に寄り添いながら、4年目も営業していきたいと思います。

がんばろー。


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2020年コロナ禍に開業した看護師です。ワクワクが止まりません。Withコロナはまだ続きますが、継続していけますように応援お待ちしております。