また事件、また不可解

阿部元首相が暗殺された。犯人は、ある宗教団体に恨みがあったという。

アベノミクスは株価が上がっても、企業の内部留保を増やしただけで一般国民には特に恩恵もなかったが、そうやって有力者に貸しを作り、清濁を併せて吞みこんでいたとすれば、彼はまだやるべきことがあったかもしれない。非常に勿体ない。お悔やみ申し上げます。

私の色々とはぶっちゃけているのは、この国では個人の意見ですらレッテルを貼られて、何も異議を唱えることができないし、テレビの意見とちがうだけで家族にすら怪しまれる現実にフラストレーションを感じるからだ。しかし、メタ認知という言葉を知り、自分すらも疑いメタ化できる人間は、洗脳に無自覚な大衆よりもまだ安全だと思ってくれて構わない。

それにしても、またしても、こういったことが起こるのか。それに対して、情報発信者はどういうスタンスでいるのか、またどういうスタンスと認識されるのか、気になっちゃった人は、もう黙ってしまうのではないかな？特に、陰謀論者はその考察にサイコパスであるかのように誤解されて。まあ匿名で閲覧者の少ない私は特に気にすることでもないが。

この事件も、例外なく、失礼極まりなく、偶然はなく、すべては必然と考え、誰に利益があり、どのような効果をもたらすのかを考え始めてしまう。なるほど、自分は頭のおかしいひとかもしれない、とも思う。

目を眩ましてしまう要因があるからだ。詳しくは言えないが、私には今も続く例の茶番のせいで、近くにいたのに大切なひとの死に目に会えなかった経験、その悔しさがある。自分で考えることができるひとの少なさが悲劇を生んでいるとおもうのだ。また、誰彼が生きていくために従属するしかない現実で生まれる苛立ちを、隙あらば弱者にぶつけて晴らそうとする。それを、アダルトチルドレンである私は被害者か傍観者として観察してきた。分かりやすい差別、正社員か非正規か、それだけであらゆる人に葛藤を垣間見る余裕のない格差社会。ごめん、ストップ。この話は別。

さて、テレビで一斉にインタビューが行われ、ここぞとばかりに、これは民主主義に対する云々、その言葉は…。おなじみの政治屋の顔が並ぶが、彼らは正論を口にしたまでか？否、かつて、A国の選挙で大手メディアのニュースの司会が一斉に口にした言葉が民主主義の危機だった。

もう、偶然とは思わない。私はもう、テレビの報道は一切、信じない。金がすべての世の中のようなので。

でも今回は清濁を鑑みて、少し解釈を、、努力してみよう。

今回、命を奪われた彼はこれからだったかもしれないのだ。もしも、国民がもっと賢ければ、テレビに洗脳されないでいたなら、国民を欺けないことを理由に、CSISに何をせがまれようと、国民のための施策を実行できていたかもしれない。

チャンスを棒に振り続けていたのは、アホ丸出しのテレビにすら騙された国民に原因があると言えよう。

支配者のいうことを聞かずに退陣させられたとしても、どうせ私たちのために、はめられたと共通の認識を持って、国益を守る勇者をもう一度押し上げるぐらいに賢くあれば。未来に希望はある。政治家が◯ぬことに意味が生まれるからだ。でないなら、無駄だ。

昔の話だが、酔いどれ会見と中川議員を責めた人は、支配者にとって都合のよい駒です。いまだに国民がそのレベルでないことを祈る。

もう、よくわかりません。話がまとまりません。

冷静で知恵ある”サンタバーバラのおっさん”に任せます。彼はニュートラルな意見で皆さんにオススメです。

あと、"雑栗わかる"さん、私はこちらの考えに近い。

正直言って、この事件は色々な意味で腹が立つ。公平であるべき選挙で、これを機にTVに露出を増やす関係者も、差し控えろと言いたい。冷静に考え、卑怯な輩とおもう人もいるだろうに。いくらでも状況を利用できてしまう、それがフェアでないと分かる人には分かるのだから、それに気づかない方々にはそれを説明できてこそ理想だ。せめて、ノーコメントにしておいて、せめて選挙が終わってから、言葉を発することが望ましい。もし、国民が分かりやすい物語に酔ってしまうようであれば、それは国民の罪だ。

私はポエマーなので抽象的に暗示的に云わせていただこう。

疑念の晴らせない人の死はどこから続いていたか？

数年を振り返り　数万の超過死亡者数の数だけ木魚を叩くとしよう

さらに死なずとも異変で苦しみで涙する者の数も健康長寿で叩くとしよう

きっと一晩では打ち終わらぬ　

延々と鳴り続ける木魚

その異様さで民衆は出来事の被害の深刻さに気付けるだろうか？

小賢しい支配者たちはそれが銃声でない限り

数えないことを知っている

昼下がりのニュース

テロップの棒グラフに声無き無念が眠っている

こんなんでましたけど！