「AIのべりすと」との共同執筆作品 -タイトル『バス停』-
気が付くと、俺の手は血に濡れていた。
目の前で老人が死んでいる。
あぁそうだ。殺したのは俺だ……俺が、ずっとポケットに入れていたナイフでこの男を刺したのだ。
死ぬ間際、老人は自分の腹に刺さったナイフを見てわあわあと喚き、激痛に悶え地面をのたうち回っていた。
それが殺虫剤を掛けたゴキブリのようで、反射的に不快感に襲われた。
俺は目を背け、耳をふさぎしゃがみ込んでいた。早く静かになれ、早く静かになれ……と念じながら。
そしてしばらくして、あたりはようやく静かになった。
俺は顔を