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『発達界隈通信』 横道 誠

発達障害当事者の横道誠さんが『発達界隈』に生きる27名にインタビュー。
当事者さん達が世の中に覚えていた違和感、辛さ、そして発達障害の診断を受けた後の人生が分かりやすく、読みやすく綴られています。
私は、自分に似た障害や症状に似た人を必死に探しました。
でも見つかりませんでした。
『発達界隈』に生きる人々は十人十色。どころか百人百色。
見つからない寂しさを感じつつ、呼吸しづらい世界で懸命に生きる彼らの姿に安堵を覚えました。
上から目線ではありません。
最近、うつ病を発症しつつある私には、彼らの姿が頼もしく見えました。
彼らが読んだ本や観た映画にも共感する部分が多かったです。
また、若いうちに『発達界隈』に辿り着けた二十代の方々が羨ましく思いました。

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