【東京→埼玉】霞ヶ関駅乗換 Part2【エクストリーム乗換シリーズ】
Part1はこちら
東京都千代田区霞ヶ関を出発し、埼玉県に突入。新座市へ入りました。
歩いた距離も20kmを超え、乗換も折り返し地点です。
このあたりから疲れが出始めます。
東京エクストリームはこの距離で疲れが出なかったことを考えると、みんなで歩くということがどれほど偉大だったかを思い知らされます。
公衆トイレで少し休憩し、川越街道をさらに北上します。
このあたりは歩道は狭く、トラックもたくさん通るためすこし注意が必要です。振り返ってみるとこのあたりから写真も少なくなってきて、黙々とただ歩いている時間が増えています。
ここから通路が一気に広くなり、歩きやすくなります。街道沿いには畑が広がっていて、一気に田舎の風景が濃くなります。
三芳町は景色にあまり変化がなく、気がついたら過ぎ去っていました。
ふじみ野市に入って少しの間は変化がなかったのですが
実際このあたりを歩いている間は思考が完全に停止し、
ただ目的地に向かって歩いているだけの機械と化しています。
なので何か変わっているものを見つけると
テンションがあがってしまいます。
というわけでクイズです。
これ一発でわかった人は江戸時代の人ですね。
正解は…約9.7kmです。
一里が約3.9km、一丁が約109mです。
ここでわかったことは、「先は長い」ということです。
その後は特に何もなく、また機械に戻って歩き続けます。
川越市に入りましたが、もちろんまだゴールではありません。
相変わらず機械のごとく歩きます。
この川は冬の旧正月のシーズンになると、水量が減って涸れてしまう川で、その昔、旧正月で年を取る「数え年」の習慣があった頃に、
川としての姿を消してしまうことから、「年を取らない川」として
不老川という名前がついたという。すごい。
16号線をまたいで少し歩くと、川越駅です。
この時あたかもゴールという空気感が自分の中でありましたが、
もちろんゴールではありません。まだまだ歩きます。
途中川越西郵便局内に、ファミリーマートの無人決済店舗を発見。
入って、商品を手に取り、セルフレジの前に立つだけでお会計が表示されるらしい。お菓子と飲み物を手にとってレジに立つと、すぐに品物と金額が出てきました。初体験でしたがテンションがあがります。超ハイテクです。
世の中の流れは早いです。なんとかついていかねば。
ちょうどこの地点で、思いがけないことに気づきます。
さらに、左側に川越市街というのもおかしいし、
そもそも国道16号線に戻ってきている。
ここですかさずGoogleマップを調べる。
見事に川越駅の方向へ戻ってきていました。
現在地は間違えた地点から約1km。
往復で2kmも余計に歩くことになりました。
この地点でテンションはだだ下がりです。心が折れるのを紙一重で回避し、歩く機械へ戻ります。
もう少しと自分に言い聞かせる。
そして出発から10時間15分後
無事に到着しました。前回とは違い予定時間を大幅に上回り、かつ歩く距離も長くなったことから、機械的に歩いている時間がかなり長かった気がします。でもその分『やってやった』という達成感はありました。
楽しさという評価は、前回よりも低いです。距離が長くなると、その分疲れが出るので、どうしてもまわりの風景に意識が向けられなくなります。
次回は周りの風景にもう少し意識を向けられるように、
余裕を持った歩きをしたいですね。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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