東京駅は、最高に楽しいテーマパークだ
全国的に『東京駅』を聞いたことがない人はいないと思います。
大半の方にとっては東京の玄関口となる駅で、
『新幹線と在来線を相互に乗り換える駅』という印象が強いと思います。
関東圏以外にお住まいの方は特にそうでしょう。
しかし最近の東京駅の進化はすさまじいです。
様々なショッピングモールやレストランがしのぎを削り、
鉄道を利用しなくても一日楽しめる場所になっています。
しかし、わたしにとっては、そんなことどうでもいいのです。
わたしは幼少の頃、よく父親に連れられて
新神戸駅に新幹線を見に行きました。
当時は今より車両の種類が豊富で、
何が来るかと毎回とてもワクワクしたことを覚えています。
それが現在も乗り物好きとして続いているわけですが
一番好きな乗り物は鉄道です。
そんな幼少期のワクワクを思い出させてくれたのが、東京駅です。
東京駅には新幹線、在来線がたくさん乗り入れています。
そんな『電車をたくさん見ることができる』
東京駅の魅力を伝えたいと思います。
いざ、でんしゃのテーマパークへ
東京駅にはたくさんの出入口がありますが、
丸の内側は東京駅のシンボルとも言える丸の内駅舎が一望できます。
東京駅のはずなのに、
異国の地のダンスホールに入り込んでしまったかのような世界観。
どんなテーマパークにも負けていないと思います。
入場料は大人150円、こども70円。2時間制ですが超良心的です。
最近はSuicaなどの交通系ICカードも
入場券代わりに使えるようになりましたが、
ここは必ず紙の切符を券売機で買いましょう。理由は後ほど。
電光掲示板には在来線、新幹線の行き先、発車時刻、発着番線が
ずらりと並んでいます。ここから日本中どこでも行けるんだ!
という迫力はここでしか味わえないです。
在来線だけでもこれ以外にたくさんあります。
さらに地上だけではなく地下にもホームがあり、
特に京葉線のホームは日本一深いところ(海抜マイナス29.19m)
にあるため、行って帰ってくるだけでもひと苦労です。
日本一深いところにあるホームに行くというワクワク感を味わうのも
いいですが、多くの子供たちにとって非日常を味わえるのは
やはり新幹線でしょう。
東京駅の入場券は
在来線と新幹線の両方を自由に行き来できます。
自動改札に通せばすんなりと出てきますので、
忘れないようにしましょう。
交通系ICカードだと新幹線ホームには入れません。
JR東日本の新幹線は北は北海道、秋田、山形まで、
西は金沢、新潟までと行き先がものすごくたくさんあります。
またそれぞれ走る車両が異なり、列車の名前もたくさんあるので
好きな子どもなら飽きずに楽しめるでしょう。
また、秋田、山形方面へ行く新幹線は
他の行き先の新幹線と連結して走っているので
連結部分も見どころのひとつです。
連結部分は子供たちの人気撮影スポットになっていますが、
停車時間が長いので、写真撮影ができなかったということはありません。
こちらの新幹線ホームにはホームドアがありません。
ゆえに安全確認が厳格であり、点字ブロックより外側に立っていると
新幹線が発車できません。発車ベルが鳴り始めたら
保護者は子供が新幹線に近づかないように注意しましょう。
それでは、もう一つの新幹線も見に行きましょう
やはり世界初の高速鉄道である東海道新幹線は外せません。
新幹線というだけでももちろんかっこいいのですが、
現在、東海道新幹線はこの写真の車両(N700系)しか走っていないので
子供たちはすぐに飽きてくるかもしれません。
しかし、実はN700系の中にもN700A、N700Sと2種類あり、
車両側面のロゴを見ればすぐわかるようになっていたり
JR東海所有の車両とJR西日本所有の車両が
車両側面下部のJRロゴの色でわかるようになっていたりと
細かい違いはあるので、本当に好きな子であれば
興味を持ってくれること間違いなしです。
楽しかった。おすすめです!
新幹線ホームをぐるぐるしているだけでも
2時間はあっという間に過ぎてしまいます。
休憩したくなったら改札内にあるカフェやレストランに入るもよし
飽きてしまったら外へ出てキャラクターストリートに行ってもよし
テーマパークとして完成されすぎている東京駅。
電車好きなお子様がいるお父さん、お母さん
おでかけ先に超絶おすすめですよ!
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