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ikaojo
何がなんでも、プロ。
その道で生計を立てる「プロ」
どんな職業にも仕事に誇りを持ってお金を稼ぐプロがいる。
なんか、カッコいい。あこがれます。
何かを夢見て、いつかこんな日が…☆…なんて。
フワッとしてたら、ぜっったい!!そんな日は、こない。
楽をしてお金を稼ぐ方法が、もしあったなら。
ネットの検索で、すぐに出てくる方法が、もしあったなら。
「はい、それは〇〇です!」
そんな言葉を信じて、飛んでいってしまうんだろうな。
鶴の恩返しという物語がある。
見てはいけないものを見た、という理由で飛び去ってしまう鶴。
あの鳥は、本当に鶴だったのだろうか。
白い羽根を見て、”鶴”だと思い込んだのではないだろうか。
最初から出ていくつもりでいた、とか。
いい思いをさせた後で苦しめるつもりだった、とか。
助けるフリをしていただけだった、とか。
そう考えると物語は全く別の教訓を含んでいる。
その鳥は、”サギ”だった、なんてあり得る話。
本物の「鶴」なら、もっと別の奥の手を持っている。
何があっても失わない何かがある。
どんな条件でも、軽やかにしなやかに乗り越えていく。
だからこそ、品格のある「鶴」なのだ。
生半可な気持ちではプロになれない。
24時間、同じことを考え続ける人には敵わない。
鶴にはなれないかもしれないけど、サギにはなりたくない。
せめて、本物でいようとする覚悟だけは持っていたい。
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