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心が休まらないときは、あの場所へ

日々、色んなノイズにさらされている。

息子の学校関係のトラブル。
情報過多なSNS。
自ら楽しくてゲームをしていても、存外頭を使っていることもざらにある。

特に息子関係のことは、親が介入できない部分も多い。
いつの時代も、どうしようもない悪ガキがいるものだ。

自分自身の取り組みもあり、そんなこんなで心が休まらない日々を過ごしていた。

そんなとき、決まって足が向く場所がある。
病院の日、途中の道にある公園だ。

入口から入ると、木陰にサークル状に配置されたベンチがある。
春から秋は、時間があるとベンチに腰を下ろし、しばし目を閉じて風のそよぐ感覚に身を任せる。

きらきらと降り注ぐ陽射し、梢のざわめき、名前も知らない鳥のさえずり。
耳を澄ましていると、もやもやと重たいみぞおちやこんがらがった頭の中まで、束の間すうっと風通しが良くなる。

公園の木陰は、私にとって聖域に近い。
今年は雪が降るまで、あと何回立ち寄れるだろうか。

※ヘッダーはみんなのフォトギャラリーからお借りしました。ありがとうございます。

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