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本音で、本当のことを書く。2021年を振り返って・note編

今年最後のnote記事です。前後編に分けてお届けします。

昨年夏頃から始めたnote。今年2月から半年のブランクを経て再開し、私もこのアカウントも大きく変わりました。

前編は、noteをメインに振り返ります。

1~2月 Webライター期間の終了

昨年の11月~今年1月まで、Webライターとして活動していました。
息子が幼稚園+週3回の放課後支援に通っている間、ゲームアプリのレビュー記事を受注していました。

2月にクライアントと音信不通になり、精神面のバランスが崩れ家事育児に支障が出たため、以降Webライターの仕事はしていません。

noteも、年の初めは張り切って計画を練っていましたが、Webライターを続けられなくなった後ろめたさと家庭の事情で顔を出しづらくなり、遠ざかってしまいました。

ちなみに年初に投稿していた記事はこんな感じです。

noteを始めてしばらくは「だ・である調」が多かったので、今より堅いです。
それでも、振り返ってみると年初に掲げた内容を結構書いていました。

2月~8月 空白の半年間

大規模な引っ越し、息子の転園、新居の片付け、一次・二次創作、FGO(ソーシャルゲーム)と、プライベートや別の趣味が熱かったので、noteはほとんど開きませんでした。

たまに気になる記事だけ読んで、足跡は残したくないのでスキはつけない。
8月を過ぎてやっと余裕が出てきたので、note再開したいな……と思い、アイコンやヘッダーをひっそり変えた記憶があります。

9月 note再開、「書く習慣」との出合い

8月でnoteを始めて1年の通知が来ました。
半年も経てば誰も私のことなど覚えていないだろう、と吹っ切れたのか、9月からまた投稿を再開しました。

その時の心境を率直に綴ったのがこの記事。

再開したはいいものの、それまでWebライターのポートフォリオ代わりに考えていた方向性がぽっかりと消えてしまい、途方に暮れていました。

そんな時に出合ったのが、いしかわゆきさんの「書く習慣」でした。

こちらの本はnoteでも多くの方が感想を投稿されています。
それまでnoteで書くことに対してどうしても肩の力が入りがちだった私は、「書く習慣」のおかげでブレイクスルーできたといっても過言ではありません。

最も得た学びは、「本音で書く」ことでした。

読まれる文章の絶対条件は、それが「本音」であること。恥ずかしい失敗も取り繕うのではなく、悔しさや怒りを吐き出そう。飾らない本音に読み手は共感する。
「書く習慣」をつくる52のコツまとめより

かしこまった文章、または小難しくて分かりづらい記事を書いていた私は一切をリセットして、好きなことを思いのままに書きました。

私は中高生の頃から「手帳」というアイテムを愛してやまない手帳好きだ。
そんな私にとって来年の手帳を買いに行くのは一大イベントで、前の日の晩から「オラワクワクすっぞ!」などと家族の前で口走るほどおかしなテンションになる。
迷ったときは、ときめくものを選ぶより

過去の私なら「オラワクワクすっぞ!」などとは絶対に書かなかったでしょう。
家族の前ではいつも「アバンストラッシュ!」とかいい歳こいてやっているのに、お行儀よくしすぎていたのです。

この記事から10日間連続投稿に挑戦。10日目に再開してからの感想を綴った記事は、有り難いことに今年最も読まれた(スキをもらった)記事としてnoteからの振り返りにも載っていました。

この間、投稿するだけでなく色んな方のnoteを読みに行き、気になる方にはコメントを送ったり、企画に参加したりもしました。
そのお陰で、再開前よりもずっとnoteでのコミュニケーションが楽しくなりました。

今までの私は「いきなり知らない人からコメントを送られたら迷惑じゃないかな……」などとためらってしまう人間でした。
そもそも、SNSは知らない人同士がやりとりして楽しむ場所なのに。
(もちろん、鍵アカウントなどで見る専の方も多いですが)

おまけに、noteのユーザーさんは気さくで優しい人が多い。
SNSにトラウマのあった私は、noteのおかげで徐々に本来の自分を出せるようになりました。

10~12月 noteが発展して個人メディアに挑戦

10月、『世界一やさしい「やりたいこと」のみつけ方』のワークを実践して、手帳と文房具に関する個人メディアの立ち上げを決意しました

「暮らしを照らす」は再開後に掲げたこのnoteのコンセプトでした。
そこに飽くことなく好きで追求し続けられる手帳と文房具の情報発信をかけ合わせ、自分のメディア(サイト)を作ることに。

現在、先行でインスタマガジンの創刊を準備中です。
準備過程や認知のために、苦手だったツイッターも開設。有り難いことに少しずつフォローしていただけています。
私自身も今までで一番楽しくツイッターを使えています。

一方、noteはnoteで心のおもむくままに、好きなことを書く場所として続けていきたいです。
「暮らしを照らす」のコンセプトは変えずに。

本音で本当のことを書くと、共感してくれる人と出会える

今年9月に再開してから、私のnoteは以前より明らかに活性化しました。

書くのも読むのも楽しくなりましたし、何より交流が増えました。
実のところ、昔の私は「いいねなんか嫌いだ」「SNSなんかなくなってしまえばいい」とさえ思っていました。
自分でも隠者か、修験僧みたいでもいいと閉じこもっていました。

ですが、自分の好きなこと、思ったことをのびのびと発信し、「この人、気が合いそう」「私と似てる」と臆せず話しかけることで、自然と共感してくれる、共感し合える人たちと出会えました。

それはおそらく、本音で本当のことを書いてきたからです

自分の思ったままに書いた記事に反応をいただけると、全身によろこびが駆け巡る。
振るわなくても、本音を書いたのだからその時点で悔いはない。漫才のネタのように、次はもっと要点のメリハリをつける。
それだけの話です。

だけど、ここまで楽しめるようになったのは、紆余曲折しながらも、ブランクがありながらもnoteを続けてきたからです。

普段はあまりお礼を言わないのですが、今回はきちんと言わせてください。

見てくださる方、スキをくださる方、フォローしてくださっている方、ありがとうございます。
私はフォロワーさんを「出会った人の数」だと思っています。

※12/28追記、記事紹介やマガジン登録もちょこちょこしていただきました。ありがとうございます!

note公式からの振り返りのデータも置いておきます。
欲を言えば50記事、いきたかったなあ……。

来年は個人メディアが始動、作業量も増えるので、noteはマイペースでやっていきます。

後編は個人的な2021年の振り返りです。
他の記事では書けなかった、踏み込んだことも書きます。

※表紙画像はみんなのフォトギャラリーから、ぷんぷんさんのイラストをお借りしました。ありがとうございます!

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