映画レビュー(67)「ピッチ・パーフェクト」(2012年 米)
大学のアカペラ・チームを舞台にした青春コメディ。
原作は実話をもとにしたノンフィクションとのこと。
青春ものの王道
優勝めがけて悪戦苦闘、立ちふさがるライバル、チーム瓦解の危機、相互理解を通して壁を乗り越え、全員の力で栄光をつかむ。ヒロインも自分の欠点を自覚して乗り越え、恋も成就。
もうお約束通りの物語で、ウェルメイドとでも言えようか。でも、それでええやん。気持ちいいから。
テンプレに盛る新しい酒か
王道の展開に、今回盛られたのは「アカペラ」
近年、ペンタトニクスなどアカペラグループ大盛況で、大学選手権まであるのだ。作中の舞台も見事なもので見ごたえある。
しかもこの手の物語で女性たちが主人公というのが21世紀だなと思う。
お酒飲みながら楽しく見るには最適な映画だった。
「ピッチ・パーフェクト」
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