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小説創作に憑かれた人よ!

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小説やシナリオなど、言葉で物語を描くことに関しての気づきや技に関する記事です。 「小説指南抄」は過去記事を、「創作エッセイ」は新しい記事をアップしています。
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#エッセイ

創作エッセイ(24)言葉で映像を伝える

写真プレゼン・バトル (2015/10/20 Facebook投稿より)  ビブリオ・バトルの参加者仲間から…

栗林元
8か月前
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創作エッセイ(20)俺のデジタル文章入力マシン遍歴

(2009年 06月 30日 「読書記録゛(どくしょきろぐ)」掲載)  私はワープロ専用機の時代か…

栗林元
8か月前
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創作エッセイ(11)反戦平和も世につれ

反戦平和も世につれ (2014年 07月 15日 「読書記録゛(どくしょきろぐ)」掲載) 私の高校…

栗林元
9か月前
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創作エッセイ(10)秋葉原通り魔事件に思う

秋葉原の事件に思う (2008年 06月 12日 「読書記録゛(どくしょきろぐ)」掲載) 今回、京…

栗林元
9か月前
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創作エッセイ(9)国旗・国歌に起立しなかった俺

同調圧力を初めて知った体験 (2015年 05月 30日 「読書記録゛(どくしょきろぐ)」掲載) …

栗林元
9か月前
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創作エッセイ(8)情景描写の中の情報量とは

描写とは何のためにするのか 「説明するな描写せよ」、これを私は森村誠一さんの技法書で気づ…

栗林元
9か月前
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創作エッセイ(7)志賀直哉の「雨蛙」を読んで

(2016年 10月 05日 「読書記録゛(どくしょきろぐ)」掲載) 志賀直哉の「雨蛙」を読んで  今回は、作品の感想文を書いてみた。文豪・志賀直哉の「雨蛙」という作品である。ストーリーは、文学趣味の若い亭主・賛次郎がその興味のない妻に文学趣味の会合に参加させて、不良作家からひどい目に遭わされて後悔する話である。興味がある方はどんな図書館にもあるのでお読みいただきたい。  賛次郎にとって文学趣味は、家を継ぐために都会に残してきた高等遊民(労働せずに文化芸術に耽るインテリ