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【東南アジア版】ヘルステック・スタートアップMAP大公開!!【2019年】

こんにちは!佐藤創(さとうはじめ)です。
note第二弾です!

前回の記事では、「インドネシア医療業界」という相当マニアックなネタながら、沢山の反響をいただきありがとうございました。多くの方々に読んでいただき、とても嬉しかったです。
これからも引き続きマニアックに攻めていきます。笑

さて、以前 私のTwitter でこんなことをつぶやきました。

なんと、意外と反応あり

ということで!!
カオスマップを作ってみました!

東南アジア版:ヘルステック・スタートアップMAP

東南アジア版:ヘルステック・スタートアップMAP(筆者作成)

ポイント
全86社のヘルステック・スタートアップを掲載。
▶ 東南アジア全域の企業を カテゴリー別に分類(ラオス・ブルネイ除く)
▶ 横軸:顧客(B2C/B2B)、縦軸:治療〜健康予防

私はこの1年ちょっとの間に、東南アジア・インドにて 100社以上のヘルステック・スタートアップと会いました。その現場感を踏まえ、公開されている情報をもとにマップを作成しました!

公開情報:各種メディア・プレスリリース・ピッチイベント参加企業等。従って、ステルスで活動している企業等はここでは掲載していません。
ヘルステック:このマップでは主にデジタルヘルス領域の企業を中心に掲載しています。

東南アジア全体で、少なくとも500社以上のヘルステック・スタートアップが存在しており、その数はどんどん増えています。このマップでは、外部からの資金調達を行い、メディアにも取り上げられている企業を中心に掲載しました。

カテゴリー分類・特徴(一部抜粋)

2つの軸【横軸:顧客(B2C/B2B)、縦軸:治療〜健康予防】を元に、次のようにカテゴリーを分類しています。

【カテゴリー分類】
疾患特化(アプリ・遠隔診療)、遠隔診療・遠隔相談、医薬品・消耗品配送、医療機器・IoT・見守り、病院検索・医療メディア、在宅医療・介護、医療者専用SNS、ITシステム、AI・機械学習、フィットネス・健康食品、検査サービス、医療保険、健康経営・福利厚生

▷ 遠隔診療・遠隔相談
・どの国でも数社のプレイヤーが存在しています。法律の規制・ガイドラインが明確に定まっていない国も多く、診断・処方まで行うサービスもあります。
・全科対応を掲げているサービスが多いですが、内科・小児科などが多い印象です。疾患特化する場合は、アプリ・機器と組み合わせてデータ収集⇒製薬企業に販売、というパターンも多いです。

▷ 在宅医療・介護
・意外と企業数が多いです。特に介護はシンガポールに多い印象。
・「医療版 UBER」と名乗っている企業も複数あり。

大型資金調達ラッシュ!

最近は東南アジアでも 2桁億円の資金調達が相次いでいます。



CXAには住友商事、Docquity には伊藤忠商事が出資!
マップ掲載企業に出資している日系VCでは、Spiral VenturesGenesia VenturesUTEC(東京大学エッジキャピタル)などがあります。

日本企業も続々と東南アジアのヘルステック・スタートアップに出資し始めていますね!(ぜひ、もっともっと!)

コメント・質問、お待ちしてます!

今回は以上です!
前回は超長文(7000字以上)でしたので、今回はライトな感じで。

国別の状況比較、資金調達ランキング、など詳細な考察・解説は別の記事に書く予定です。

気になる点・さらに知りたい情報などありましたら、Twitter のコメント・DM などで教えてください!
(ここに載ってないオススメ企業情報もお待ちしてます!!

▶ Special Thanks ◀
淺野正太郎さん:Digital Health カオスマップ日本版 ・ Version 2 
Galen Growth Asia 社

ちなみに、本来は東南アジア「&インド」版の予定でしたが、東南アジアだけでも企業数が多くなってしまったので別で作成しようと思います。

ではまた次回!!

◎お願い:多くの人に「東南アジア、面白そう!」と思っていただきたいので、ぜひ今回もシェアのご協力お願いします!!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます! より良い記事をお届けできるよう日々情報アップデートしていきます。