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信用と信頼の違いを正しく知って未来を描く

とても似た言葉で「信用」と「信頼」というものがあります。
どちらも相手に信じてもらうための言葉ではありますが、大きな違いがあります。

もちろんご存知の方も多いとは思いますが、その違いを一言で言うならば「過去」と「未来」ということです。
「信用」は、過去の実績を元に信じることができるかどうか
「信頼」は、これから先の未来で頼ることができるかどうか

今回は、この「信用」と「信頼」について、ビジネスでの視点も交えながらお話しさせて頂きたいと思います。

☆今回のお話しはstand.fm「hajimeラジオ」でも放送しております。
「ながら聴き」 などでもお楽しみ下さい。
https://stand.fm/episodes/6469bd38b35aacbb2bcc393a

「信用」について

過去にやってきた行動結果や、言語化してきたものなど実績を元にして信じることができる人であれば、他人から高い「信用」を得ることができます

例えば、スポーツが苦手で野球などやったことないという人から、「野球が上達しプロ野球選手になれる方法を伝授します」と言われても誰も信用しないと思います。

2日前に音声配信stand.fmにてコラボ配信させて頂いたコーチングのプロでいらっしゃる山田さんも、長年かけて勉強をされただけでなく、ご自身にもメンターと呼ばれるプロのコーチをつけクライアントの立場からコーチングを学ばれた上、他のコーチの方をコーチングすることで技術を日々磨かれていらっしゃるので、多くのクライアント様から「信用」されて、ご実績を積まれていらっしゃるのだと思います。
☆コーチング山田さんとのコラボ配信はこちらからお聴き頂けます。
https://stand.fm/episodes/6469bd38b35aacbb2bcc393a

この「信用」という言葉は経営において重要な関わりとなる金融機関とのやり取りでも多く出てきます。
金融機関において「信用保証」という言葉は頻繁に使われますが、「信頼保証」という言葉はありません。

金融でのお取引となれば、多少これから先の事業の展望に期待をし「信頼」する部分もありますが、やはり大切になるのは過去の実績である「信用」の部分です。

起業する時、融資を受けようと銀行へ出向くと、もちろん事業計画書の提出を求められます。この事業計画書は主に未来のことを記したものですので「信頼」に当たります。
では金融機関はどうやって信用調査をするのか?

その人がこれまでどんな経験をどれだけ積まれてきたか?そして、金融事故が過去にないかなどを調査し、信用が持てる人物かどうかを詳しく審査します。
そのため、どんなに素晴らしい事業計画書を提出しても、これから営むその事業において経験がない、または少ない場合には信用が持てないため融資を渋ります。

どんな場面においても、揺るぎのない経験や実績は、何よりも優る強い武器になると言えます。

「信頼」について

人間関係は信頼関係で成り立つと言われるほど、人は人を信頼したい、信頼しようと日々思っているものです。もっと言えば、信頼できる人を日々探し求めているとも言えます

自分の未来を変えてくれるのではないかと期待できる人に出会った時の感動は大きいものがあるでしょう。

「頼りがいがあり、信じることができる人」というのは心の拠り所になるものです。

自分自身が人から信頼される人になるためには表現力も重要です。
つまり「想いの言語化」です。

将来のこと、つまり「未来」のことについて、自分の想いや考えを相手に伝えることに加えて、相手の「未来」についても予想できる範囲で伝えることです。

このことがとても分かりやすい場面として、就職する時の面接が挙げられます。
応募者は、御社に入社したらこんなことができます!と未来を語り、面接官はあなたが入社したらこんなポジションで活躍してほしいと未来を語ります。
こうした「信頼関係」によって採用が決まり、雇用契約を結びます。そして入社後、本人は努力を重ね実績を積み上げ、上司から「信用」される人財へと変わっていきます。

私が経営していた会社で行われる入社研修において次のような言葉を新入社員へ伝えていました。

「皆さんは信頼関係によって材料の材とされる「人材」として入社されましたが、3年後には人から信用される財産の財である「人財」へと大きく飛躍して下さい。」

という言葉です。

現在若い方々はこれから多くの経験を積み重ね、焦らず着実に「信用される人」を目指し、多くの人から「信頼される人」へと成長していってほしいと思います。
そして歳を重ねた方々は、ご自身の経験を一度整理してみて、ご自身の強みや持ち味を見つけ出してみて下さい。どなたにも必ず人より秀でている部分はあります。それを後進の者へ伝授していかれてはいかがでしょうか。

以上です。


今回は「信用と信頼の違いを正しく知って未来を描く」というテーマでお話しさせて頂きました。
少しでもお役に立てましたら幸いです。




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