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工務店との契約解除で60万円損した話【続編】

施主の為の注文住宅コミュニティ【by Your Side】の「はじめ」です。

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今回はパパすけさんが遭われた「工務店との契約解除で60万円損したトラブル」の後編です。

パパすけさん

前回はどういったトラブルであったか?主にお伝えしたので、今回は「どうしたら防ぐことが出来るか?」を一緒に考えていければと思います。

具体的には「施主と工務店のミスマッチ」を回避するにはどうしたら良いか?ですね。

まずは、パパすけさんご本人にトラブルを振り返っていただき、①「どういった反省点があったのか?」

反省点に基づき②「どのように行動していれば良かったのか?」をお伺いしていますので、そちらから紹介していきます。

反省点①値段(坪単価)の安さで契約してしまった

パパすけさんの譲れない工務店選びの条件として「無垢床」を標準にしている工務店というのがあったとのこと。

そしてその条件で数件回ったところで例の工務店と出会われたそうです。

焦っていた訳ではなかったものの坪単価の安さに惹かれ契約したのがトラブルの発端となっています。

これに対するパパすけさんのレス(どのように行動していれば良かったのか?)は以下の通り。

→事前に坪単価はどこまでを含むかを確認しておけば良かった。

仰る通りですね。

どこも標準仕様が同じであれば話は簡単なのですが、各社それぞれ標準が異なる為、中身をきちんと確認しなければ安いかどうか?は分からないというのが注文住宅の難しいところ。

今回の場合は、標準をめちゃくちゃショボくすることにより坪単価を安く見せる(というテクニックを使っていたと思われる)工務店だったので、きちんと自分達のやりたいことや採用したい設備などを伝えた上で価格を確認していたら結果は全然違ったと思います。

コレ、特に「駆け出し」の方は注意ですよね。

表面的な価格ばかりに注目せず、しっかり中身を確認し、さらに自分達のやりたいことや採用したい設備を伝えた上で「どういった価格になるのか?」を見ないことには簡単に煙に巻かれてしまいます。

②フタを開けたら標準がショボすぎて愕然としてしまった点

契約金100万を支払ってからこの事実を知ったのは本当に痛いところですね。

契約前に知っていたら契約しなかったのではと感じております。

この反省点に対するパパすけさんのレス(どのように行動していれば良かったのか?)は以下の通り。

→事前に標準として各部分でどういったものを採用しているか、どれぐらいのグレードの設備を採用しているかを確認すべきだった。

まさにその通りですね。

①とも関連しますが、安さの裏にはこういったトリックが隠されていますので、皆さん注意してください。

もはや「標準仕様の存在」とその「中身のチェック」は、工務店比較の必須項目だといえます。

打ち合わせの際には一番最初に聞くようにしましょう。

③標準がショボかった為、それらを自分達のやりたい仕様にしたいと伝えたが、最後まで総額が不透明だった点

前回の記事の「契約金100万円を支払った後、家作りのこだわりをまとめたノートを見せたら面倒くさそうな態度をされた」とも関連してくるのですが、要は工務店側したら面倒だったんでしょうね。

だから、「着工してから決めましょ」などと逃げ回り、挙句の果てには、着工1か月前になっても明確な総額が示されないという事態に…。

さすがに「これはないわ!」と契約解除に至ったのが今回のトラブルの顛末です。

これに対するパパすけさんのレス(どのように行動していれば良かったのか?)は以下の通り。

→最初にやりたい仕様を全て伝え、見積もりを出してもらうべきだった

本当にこの対処に尽きると思います。(なかなか大変ではあるものの。)

これが出来ていれば、例の工務店は「足きり」になっていたのでは?と思います。

そればかりか、この工務店は「パパすけさんの要望を叶えてくれる仕事のやり方」をしていたとは思えないので、場合によってはまともな見積りすら出してこなかった可能性もあったかと思います。

④自分達のイメージと少し違うなと感じながらも家づくりを進めてしまった点

契約金を支払ったもののやり取りや打ち合わせを重ねるごとに違和感を感じ始める…。

これはなかなかツライ状況ですよね。

この点に対するパパすけさんのレス(どのように行動していれば良かったのか?)は以下の通り。

→違和感をもったら打ち合わせを一旦、止めてこのままでいいのかよく考えたら良かった。

確かに。

ただ、なかなか勇気のいるアクションにはなってきますよね。

内心では「やっちまったなー」と感じつつも「何とか信じたい」「何とかなるかも?」という想いもあったでしょうし、解約金60万円を捨てるのも簡単ではありません。

ですのでやはり、契約前の段階で候補から外せるような対策をしておくのがベストだったんじゃないかと思っております。

その為にも、「自分達のやりたい事、求めるもの」を明確にしておくことは非常に重要ですよね。

それらが明確であれば、「違和感」といった感覚ではなく、はっきりと「ココは違う!」と判断できたかもしれません。

実際、このような「施主と工務店のミスマッチトラブル」というのは、施主側が「自分達がやりたい事」「求めている事」が不明確な状態で契約してしまったことが原因となっているパターンが多いと思います。

もちろん、「契約を急がせる工務店側」(無知に付け込んで丸め込める)にも大きな大きな問題がありますが、そこを批判しても仕方ないので現実的にどうすれば良いかを施主側として考えていければと思っています。

ということでまとめます!

【結論】施主と工務店のミスマッチトラブルはこうすれば避けられる!

と、ここまで書いたところでだいぶ記事が長くなってしまったので、続きは次回にしたいと思います。

もし可能であれば、皆さんの意見も。

こうしたら避けられるという案がありましたら宜しくお願い致します。

追伸:現在、注文住宅のコミュニティを開発しています

開発の動機は、自身のマイホーム計画を進める中で目の当たりにした「業界の闇」「家づくり自体の難しさ」

そもそも勉強することが大量だし、知るべきことも大量。

それなのにユーザーの無知につけ込んでくる業者もいたり…。とにかくサバイバル極まりない世界。

だからこそ、注文住宅の“施主側”の利益を追求する安心・安全な情報交換の場を作り、「家作りで失敗する人を1人でも減らそう」と思ったのですね。

こちらの正式オープンは、2022年の年末迄には、と思っているのですがオープンまでにはいま暫く時間を要します。

ですので、試験的ではあるのですがLINEのオープンチャットというシステムを使い仮の形でコミュニティをオープンさせています。

(なお、現在のメンバー数は430名ほど!)

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