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心があたたかくなったカフェでのよはくじかん

こんにちは、Gakuです。
今回はカフェでいただいたあたたかさのおすそ分けをさせてください。

さかのぼること先週の日曜日、午後15時ころのこと。
今日はゆっくり読みたかった本を読もうと近くのスターバックスコーヒーに行くことにしました。

今は腰の具合がよくないので、席はもっぱら窓際のちょっとイスと席が高くなっている場所に座っています。この場所に座っていると腰が痛くなってきた時に立ちながら作業ができるので、もはや指定席のようになっているんです(笑)

ちなみにこれまで僕以外で立ちながら作業している人には出会ったことがありません。はたから見たら謎な光景かもしれませんが、僕はいたって真面目なのです(泣)

それはさておき、その日はいつもの指定席が空いていませんでした。
僕は「どうしようか、おろおろ」と周りを見わたし、窓際の深く座れる椅子の席があいていたので泣く泣くそこに座ることにしました。

その席は椅子が大きくて持っていたリュックを後ろにかけることができず、ドリンクもあるのでテーブルに置くこともできない、そんな席でした。
お店には荷物が置けるトレーがあるのですが、その日はまさかの全部使われていました、ショック。。

店員さんに「あのー、すいません、荷物が置けるトレーって予備で使えるものあったりしますか?」

と聞いたら、周りを見わたしてこう一言。

「今日はもうみんな使っちゃってるのかもしれないですね〜。ちょっと在庫がなくて、すみません。。」

「上司にもっと数を増やせるか、提案してみます。今回はすみませんでした。。」

と言われ、「そうか〜、じゃあしょうがないですね、ありがとうございます。」
と伝え、席に戻ってリュックをひざの上におきながらコーヒーを飲んでいたその時、

「あのー、この荷物おき使います?」

と、どこかから天使のような声が!!
後ろをふりむくと優しそうな男性が僕と店員さんのやりとりを聞いていて、声をかけてくれたのです。

「僕は椅子にリュックをかけれるので、よかったら使ってください」
と言ってくれました。

なんか、心があたたかくなりました。あぁ、ありがたいなぁぁぁぁぁぁと。

その好意を受けとる前に、「大丈夫ですよ、僕のリュックはひざの上に置くので、ありがとうございます」と一度は返したのですが、

「ぜひ使ってください」と目をキラキラさせて言ってくれたのが嬉しくて、せっかくなので、その好意を素直にいただくことにしました。

あぁ、なんかありがたいなぁ。。。

そしてゆっくりコーヒーを飲みながら本を読んでいると、僕がいつも座っているスタンディングの席が空きました。そちらに移動しようと思い、さっきの男性に声をかけました。

「別の席に移ることにしたので、この荷物おきお返しします。お気遣い嬉しかったです、ありがとうございました。」と

そうしたら彼が
「荷物大丈夫でしたか? それはよかったです。」
と笑顔で返してくれました。

その後席に座り、じーんとあたたかな気持ちの余韻にひたっていたら、ふと思い浮かんだこと。

カフェのような空間で、全然知らない人とこんなあたたかいコミュニケーションが起こるのなら、荷物おきはあえて数を少なくしておくのも一つなのかもしれないなぁ。

荷物おきを多くストックしておくことで、コミュニケーションの損失になるのかもしれないと。そんな思いやりコミュニケーションが前提にある空間づくりっていいな、そう気づかされたワンシーン。

店員さんに、「上司に荷物置き増やす提案するのちょっと待って〜!」と言おうか迷った日曜の午後のあたたかな時間でした。



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