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山梨のブドウ棚、また進化しました。

こんにちは。山梨県で種苗や農業資材の販売、パイプハウス等の建設工事、環境制御のコンサルティング等をしています、初鹿野商店です。

山梨県はご存知「果樹王国」です。県内の広い地域で非常に多くの果樹が栽培されていますが、特にブドウとモモ、スモモは日本有数の生産地です。誇らしいですね。
その一角を担う葡萄を栽培するのに欠かせないのが棚。つる性の樹体であるブドウを作業者が作業しやすい高さに誘引する、とても大事な設備です。

この葡萄棚も、時代によって変化を遂げてきました。

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コンクリートの柱を使った棚を、山梨ではよく見ますね。

近年では、パイプを使用した棚が多く作られるようになりました。
(上記2タイプ、現在も初鹿野商店で施工請負しています。)


・どんな葡萄棚ができたの?

今回ご紹介する新しい棚は、短梢一文字剪定用として最も強く、最も短納期で、最も安い!そんなブドウ棚です。
具体的には、柱の一本一本がしっかりと自立する強靭な基礎をもち、10aの畑に3日ほどで棚が完成し、費用は130万円以下(令和6年現在)

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しかもなんと、簡易雨よけを設置可能!!
今年のような長雨対策もバッチリです。

・基礎が強い!

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実用新案申請中の基礎がとにかく従来のものより強いので、柱がすべてしっかりと自立しています。試しに大人が思いっきり揺らしてみましたが、抜けも倒れもする気配はまったくありませんでした。コンクリート基礎だと、重いので抜けませんが1本だと倒れてしまいます。地盤の緩い土地などでは特に強度に差が出そうですね。

・工期が最短!

従来のコンクリート基礎では、基礎のための穴堀り、コンクリートの手配や基礎打ち、乾燥に時間がかかるため、工期が遅れていました。
弊社の新型基礎はコンクリートを使用せず、穴も小さく浅いものを掘るだけなので、とにかくめちゃくちゃ早い!です。
すべてのパイプを組みあげる棚と違い、短梢一文字剪定用の棚は1列ずつ作るため、全体的に工数が削減されているうえに、形の自由度も高くなっています。

・安い!!

安いです。1反歩で130万円を切りました。工期が短いため、工事費が大幅に削られていることと、全体を組み上げず1列ずつ作るため資材費が若干削られています。
※2024年現在、鋼材価格の高騰によりかなり値上がりが入ってしまいました。この項目に関しては「他の設計より安い」と捉えてください。

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・短梢でもH型やWH型にはできないの?

できます。必要な部分をつなぐだけです。その分若干価格が変わると思いますが。今回はお試しということもあって、短梢一文字剪定に合わせた棚を作らせてもらいました。

・棚だけじゃなくて雨よけハウスも欲しい!

近年の長雨にもうウンザリ……。
そんなあなたに、張替え作業で屋根に上らない特殊設計サイドレスハウス!

・ブドウ用の加温ハウスを造りたい!

せっかく資金を導入するなら、加温して早い時期に出荷を狙いたい!という方には、弊社のブドウ用ハウスをご紹介します。

・お問い合わせはコチラ!

株式会社初鹿野商店
〒406-0031
山梨県笛吹市石和町市部1142
TEL:055-262-4128
FAX:055-262-4129
MAIL:hajikano.agri@gmail.com

https://hajikanosho-ten.webnode.jp/

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