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Numero.8 発表会、コンテスト、コレオ

今担当してるチームがコンテストまであと2週間。この前の練習でネタが完成して後はあの子達次第になった!

ダンサーには色々なイベントがある。
発表会、コンテスト、コレオ、バックダンサー、ショーケースetc…
まあ、仕事にしない限りは発表会とコンテストとコレオの3つに出る子が多いのかな。

今日はこの3つに対する個人的な考え方を書いてみようかなと思う!
本当に色々な考え方があるから、あくまで一意見として深く考えずに見てくれると嬉しいです。

まず、発表会。
基本的には年に1回、通っているスタジオの通っているクラスの皆で出るお披露目の場!
ダンサーで発表会の経験がない人はほぼいないんじゃないかな笑
自分も子どもの頃から何度も出てるし、先生になってからも何度も出した。
発表会は名前の通りで、良い部分も悪い部分も全てひっくるめて年間でやってきたことを発表する場だと思う。
お客さんは保護者さんだったり、親戚だったり、友達だったり、、、
とにかく身近な人に「見て!1年間こういうことをやってきたんだよ!」って見せるための場。
だから自分の生徒に発表会ではあまり注意しない。振りを覚えてなかろうが、衣装を忘れようが、レッスンをサボろうが、それが1年間の自分だから。もちろん周りのメンバーに完全に迷惑かける場合は言うし、向上心のある子に改善点は伝えるけどね笑
だから自分のクラスが周りから褒められた時は、完全に生徒の努力の結果だと思ってる。
評価が悪かった時は、、、、、
そんなこと今まで無かったから知らん!!笑

次にコンテスト。
これはチームを組んで、自分たちで作ったり振付師に依頼したりしたネタを競う、勝ち負けのつくイベント。
チームは年単位で続くことも多くて、戦友的な存在になっていく。
コンテストに出る子は向上心をもつ義務があると思う。チームメイトは本気でやっているから、遊び半分でやるようなものじゃない。
全員が本気でやってもなかなか勝てない、シビアな世界がコンテスト。
同じネタを何度も何度も踊って、完成度を高めていって結果を目指す。
好きな人はコンテストが大好きって言うね。
かなり奥が深いし、チームによって考え方がちがう分野だと思う!!

最後にコレオ。
これはダンサーしてない人にはイメージが湧きにくいだろうけど、先生の名前が作品名として出て、普段ついてきてる子たちがその先生の世界観を最大限に表現するイベントって感じかな。
これは発表会とは違って色々なお客さんが観に来る。ダンサーさんやスタジオ経営者も観に来ているし、そこから仕事に繋がることもある。
それは先生だけじゃなくて、出ている生徒も同じ。実際に今自分が教えているスタジオの1つは、生徒として出たコレオイベントにて、目に止まったからと声をかけてくださった。
勝敗がつくものではないからとコレオイベントを舐めている人間も多いけど、実はかなりシビアなイベント。
先生からしたら、半端な作品出したら自分の名前も傷つくから怖いよ!!!
出るからには本気で取り組むなんて大前提で、求められるものは結果、クオリティ。生徒でも、初めてコレオイベントに出て発表会との空気感のギャップにやられる子も多い笑
俺はコレオの時が1番怒る。
生徒の時に1番怒られてきたから笑
生徒も本気でやれば何かチャンスを掴めるかもしれない。全てを出しきる価値は大いにある!

色々なイベントがあるけど、そもそも目的や趣旨が全然違う。そこに優劣はないし、自分の出るイベントを軽視する子に未来はない。
10年以上ダンサー界にいて、そういう子が大成した姿を一度も見たことはない。
言葉がキツいって?最初に個人的な考えだから重く受け止めるなって言ってます。笑

自分の関わるイベント1つ1つに、自分でテーマを与えられる子が最終的にはエンタメの世界には向いてるし、自分を伸ばしていける。
今みてるチームの子達は、2週間後のコンテストにどんなテーマを持っていくのかな。
楽しみに待っておきます!!!

サムネは車校の練習をゲーセンでする俺。
今月のテーマは「免許取得」だ!!!!

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