【作品の物語】月面の龍
月に住む龍がいる。
月が輝いている時にのみ
月面に姿を表す。
その体は月の光を受け
あやしく光る。
月がない夜は
一体どこにいるのだろうか。
それは誰も知らない。
龍の鱗を描く時の下塗りは、
月面のように複雑にしたので実物の鱗は今までの龍シリーズより不規則な色味になっています。
【解説】
2種類の雲を描き分け、
月の世界と人の世界の狭間から、
少し龍が顔を覗かせるというイメージで描きました。
持ち主を天空から見守る
月影の龍と対の作品です。
2023年の個展に出品予定です。
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