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【作品の物語】竜田姫の八咫烏

錦秋の女神竜田姫の住む山竜田山にて、
紅葉の中を羽ばたく八咫烏を描きました。

古今和歌集の

【竜田川もみじ乱れて流るめり渡らば錦中や絶えなん】

という歌から発想を得たもので、
紋様として描いた紅葉は、千代紙のような発色にしました。

少し鈍い金色の額は、紅葉の鮮やかさを引き立ててくれます。

紅葉の花言葉は「美しい変化」だそうです。素敵ですね。

実りある豊かな人生に、美しい変化をもたらすお守りのような作品として
お迎え先で飾ってくださると嬉しいです。

「竜田姫の八咫烏」個人蔵
7×4.5㎝
金潜紙・アクリルガッシュ

個人蔵


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