作品の物語【古の八咫烏】
遥か昔、異なる文化を持った国々で
同じように太陽を信仰した
興味深い話が伝えられてきました。
日本もその一つですが、
今回の舞台は古代エジプトです。
幼い頃から古代エジプト文化に興味があり「世界不思議発見!」を観ては、考古学者になる夢を膨らませていました。
不思議な形をしたヒエログリフやミステリアスなミイラの存在は一層古代エジプトの面白さを引き立ててくれます。
吉村作治さんの著書を読み、
発掘メモに描かれた壁画を見つめてはいつかはこんな発掘メモが出来るようになりたいと絵の上達を目指しました。
そんな憧れの古代エジプトに八咫烏信仰があったらどのように壁画に残されていただろうか?
というテーマで描いたのがこの古の八咫烏です。
ホルス神のように、左向きで片目のみ
壁画に残るさまざまな美しいモチーフも周りに描きました。
古代文明の雰囲気に合う、厚みのある額にしミステリアス感を。
サハラ砂漠に本当に八咫烏がいたら
周りの砂の色との対比で圧倒的な存在感であったでしょう。
こちらの作品は2023年11月の個展で販売予定です。
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