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KUMONのスタッフを1年近く経験した大学生が感じたこと(2023/02/17)

※この記事は、特定の個人情報(生徒や指導者など)を公開するものではございません。私が「スタッフとして」の経験談をつづるだけの記事となっております。

KUMONって何?

KUMONとは…全国に広く分布している、国・数・英の3教科の力をメインに伸ばすための学習塾です。

テレビCMなどで「くもん、いくもん♪」とか「やっててよかった公文式」というフレーズを、1度は聞いたことがあるのではないかと思います。あったとしたら、まさにそれがKUMONです。

学習塾とはいっても、東進とか個別教室のトライとかいろいろあると思いますが、その中でもKUMON(公文式)は独自の路線を行く学習塾だと(勝手に)思っています。

KUMONの特徴

KUMONの特徴・他との違いとしてまず挙げられる点として、
「自分の力で、自分に合ったレベルの教材を解く」
というスタイルであることです。

通常、学習塾といえば「講師」や「先生(スタッフ)」が1対1のマンツーマンで、もしくは1対n(多数)のクラス形式で授業・講座を行う形式をイメージしますが、公文式はちょっと違うスタイルなのです。

KUMONでは「教わって正解を知る」よりも「自力で正解に辿り着く」ことを重要としているので、先生が教壇に立って話をする学校のようなイメージではなく、各自で教材を解き進める自習室のようなイメージに近いです。

その「教材」も面白いシステムで、いまの自分のレベルに見合った段階の教材を解いて力をつけることができる、といった様になっています。

…とはいっても分かりにくいと思うので、具体的な例を挙げると、

(小5のAさんがいるとして)Aさんは算数は得意だけど国語は苦手な子です。この子は、学校の授業でやる(小5レベルの)算数に対して物足りなさを感じています。その場合、KUMONの小5用教材「E教材」よりも先のレベルの教材で、学年を超えた算数・数学に触れ、さらなる力をつけることができます。逆に、苦手な国語は「E教材」よりも前のレベルの教材で復習したりニガテを克服することができます。

…ま、そんな感じです!

まぁ、本題はここじゃないので
KUMONに関して気になることがありましたら以下のサイトでチェックしてみてくださ~い。

KUMONスタッフ経験談(本題)

なぜKUMONスタッフを選んだか

理由は簡単。私も元々KUMON経験者だったからです。
一応、10歳から8年近くKUMONに通い続けていた経験があるので、KUMONについては人一倍詳しい自信(?)があり、そこでなんとなくKUMONスタッフやってみるのもいいのかな~って思って、昨年の1月にスタッフ(アルバイト)募集に応募してみた、という歴史があります。それだけ。

KUMONスタッフを経験してよかったこと!

なんといっても、生徒の「できた!」をサポートできることですね。
いくら自力で解くことを目標にしていても、行き詰まってしまうこともあります。そんな時にはサポートです。
私は基本的に裏方で経理やら事務のお仕事を担当しているのですが、たまに生徒さんのサポートやアシストもやってます。丸付けして、デカい100(点)を書くだけのお仕事じゃないんすよね…実は。

生徒をサポートするうえで、ミスの傾向の把握が欠かせません。
どの辺が理解できていないのか、分かっていないのか、を生徒への質問などで引き出す必要があります。
しかし、さすが人間は十人十色といったもので、分からないことをすぐに聞いてくれる子もいれば、間違いを聞くことに抵抗感を感じる子もいまして…
難しいんですよね~~~~(棒)
でもそれが面白い

どうにかして生徒に「なるほど!」「わかった!」と思わせてあげたい…!
それがうまくいったときは嬉しい!!!!!!!!!!

他にも、生徒の「悩みや壁」を共感できるのも楽しいですね。
当然ですが、教材は簡単なものばかりではありません。
挫折しかけたり、行き詰まることもしばしばあります…。(経験者は語る)
そんな子がいれば、「自分もこの範囲は苦労したね~」と声を掛けたり、
その当時の(自分なりの)打開法を伝えてあげたり、
ここが今後どんな場面で役に立つのかも教えることができます。

自分のKUMON経験に頼って対応できるのが楽しい!!!!!
やりがいめっちゃ感じてますね。いいバイトだ。

KUMONスタッフを経験して困ったこと…

ま、もちろんいい事ばかりではありませんけどね。

指導者(教室)によって方針が微妙に違うこととかですかね。
私がKUMONの生徒だった頃に通っていた地元の教室では、間違えたときにどこが・何が違うのかを、指導者から教材プリントに具体的に分かりやすく書いてもらえました。
その感覚で、(いまのバイト先の教室で)プリント採点をしたら、スタッフにびっくりされたことがあったのです…。「これじゃ簡単に分かって自分で間違いに気づけないから、こういうヒントは書かなくていいよ~」と、言われて、教室によってやり方が違うんだな~って気づきがありました。

サポートの度合い(どこまで助けるか)、難しい。
1から何まで全部教えてしまうと、その生徒のためにはならない。
だから、どこまでどういうアドバイスをしてあげればいいかって考えるのも仕事の一つなんです。やっぱ、なるべく自分の力で突破させたい、「自分でできた」成功体験を味わってもらいたいという想い(方針)があるので。

まさか、俺が確定申告をやることになるなんて…。(番外編)
一応、公文教室は個人事業扱いらしいので確定申告が毎年必要らしいです。
マジ…???シラナカッタ……。
ま、困ったとはいえ、いい経験になりました。経理に関して学べる機会ってあんまりないし、自分から進んで学ばざるを得ない状況に置かれた以上は頑張って覚えなきゃなので、そこそこ経理に関して詳しくなれました。
でも、勘定科目のロイヤリティ(KUMON側の利益分)を、ロイヤルミルクティーと勘違いして全部雑費にしちゃった経験もあるのでまだまだですけどね!!!!!!!!(反省)
でも、これに関しては人によります!100%事務をやるスタッフの方もいると思いますので、KUMONスタッフのバイト=確定申告の業務が待っているとは言い切れません。

なんとなくまとめ

いいことも、困ったことも、何事も経験ですね。
試行錯誤で答えを見つけるKUMONの生徒と同じように、いろいろ経験してこそ、これから先の人生の「答え」が見つかるのかもしれませんね!

……………………。

コイツ…イイ感じに締めやがって……
って思った方。
イイ感じに締めてやりましたよ!!!!!!!!!
有終の美を飾って何が悪い???????
飾れるもんなら飾ってみろよ!!!!!!!!!!!

(……こんなヤツがKUMONスタッフやってていいのか???)

おわり

(おまけ)KUMONあるある

KUMON英語のあるある

skiing(スキーするの現在進行(ing)形「ski」+ing )を、
playing ski(ing) って書きがち。多分最初は、2人に1人は書く。
俺も書いたし。

KUMON算数・数学のあるある

分数が最初の鬼門
ニガテな人はとことん分からない。それが分数だ。

KUMONの国語あるある(俺)

古文・漢文に突入したら国語だけやめがち
これは俺だけ。

(おまけ2)余談

KUMON生時代は、全体を通して英語しか好きじゃなかったので、
国語は中学入学時にやめ、数学はサボりまくって面談で指摘されました。

KUMONの英語教材ってたまにストーリー(有名な文学作品を読める!)出てくるんですけど、それを読むのが楽しいし好きでしたね~。あしながおじさんの話とか、シャーロックホームズの話が出てくる回、個人的に好き。
他にも、和訳系の問題(記述式)を自力でやってうまく訳せた時、超気持ちいいし、身についてる感じがするのでいいよな~~~って話。
(俺…………理系だよな……??)

おわり

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