「弱さ」ゆえのnote
俺は弱い人間だ。
これまでの人生、他人に自分の意見を通すことを避け続けてきた。自分の考えを理解してくれないんじゃないか…自分の考えは相手にとって当たり前のことなんじゃないか… 弱いくせに「自意識」だけは一丁前だ。
理解しきれない相手の気持ちを深読みして、言いたいこともロクに言えなかった。所詮、俺はその程度の「強さ」である。つまり「弱い」人間なのだ。
言いたいことを言えない
これは多様なコミュニティが存在する「今」を生きるのに、相当致命的な欠陥である。
物申したいことが全く無い訳ではない
言いたいことは決まっていても
いざ 人前に立った途端に頭から離れていってしまう
そんな自分を一度も嫌とは思ったことはなかったが、やはりその欠陥による弊害は大きい。どれだけ自分の考えをまとめていても、「この考えはここで出すべきではないかもしれない」と、根拠もなく自分を閉じ込めてしまう癖。悪癖。治せるものなら治してくださいよ。僕の癖を。
発言に伴う「自意識」はなかなか拭えないものだ
常に頭によぎるのは
「これを言ったら、自分が損をするかもしれない」
「当たり前のことを言っている、と思われるかもしれない」
人の顔を見るたびにそんなことを考えてばかりだ
何度も言うが
そんな自分を嫌とは思ったことがない
だからこそnoteだ。
人前に立つと抜け去ってしまう「考え」を、逃がさぬように、まとめておく場所、それが俺にとってのnoteだ。
弱さをカバーする為に とか
そういうことじゃない
弱くたっていいから
弱いままでいいから
弱い自分でも それで満足だ
だって
僕には自分の言いたいことを100%まるごと発揮できるスペースがあるから。現実からは少し離れた場所、ここ「note」しかないのだ。僕には。
弱いからこそnoteに出会い、noteを継続してきた。
定期的に自分の脳内のアイデア・考えを共有してきた。
言いたいことが逃げないというのは
これほどまでに快適なものなのか。
自分の考えに自信をもって
誰かに言えるようになりたい
そう思い悩む日だってある。
そういう「弱さ」も 僕は抱えて生きている。
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