ダメンズに引っ掛かる女性の真の心理的欲求


ダメンズ好きだった頃に相手に求めていた条件


「どんなタイプの男性が好き?」

若い頃、こう聞かれると「優しい人」と即答していた。

ここで言う「優しい人」とは

・マメに連絡をくれる
・「好きだよ」とか「かわいいね」という言葉をサラッと言ってくれる
・重たい荷物を持ってくれたり、レストランなどでドアを開けてくれる

など、今だったらむずかゆくなるような条件を備えている男性だった。

そりゃぁ、ダメンズにだまされて当然である。
求めている条件に「稼ぎがある」とか「働き者」いう生活力は皆無で、ただただ見せかけの「優しさ」を求めていたのだから。
(今は違います)

ダメンズ好きは依存度が高く甘えの欲求が強い


過去の私のように男性に対し、ダメンズに引っ掛かる女性は依存性が高く、甘えたい欲求が満たされていないことが多い。
ついでに承認欲求が強い。
こういうタイプの多くは、幼い頃、親に無条件で愛情をかけ認めてもらったり、全身全霊で甘えることを許されていないため、大人になっても「甘えたい」「優しくして欲しい」「愛して欲しい」という思いが心にくすぶり続ける。
条件付きの愛しか知らないので、真の愛を受け取ることができず、わかりやすい上辺だけの言葉や行為にころっとだまされてしまうのだ。

極論を言えば優しくしてくれる人なら稼ぎなんてどうでもいい。
幼い頃にもらえなかった甘い言葉と、わかりやすい見せかけだけの愛をくれる人ならすぐ「合格ライン」に達してしまう。

残念なことに、幼い頃に親からもらえなかった種の愛を、他人からの愛で満たすことはできない。
だが、無条件の愛を受けてこなかった人は、幼い頃にもらえなかった愛を満たそうとどこまでも求めてしまう。
そしてつきあううちに男性への依存度が高くなり、「重たい女」と思われて捨てられてしまう。

親からもらえなかった愛を他人で満たすことはできない


こうした負のダメンズスパイラルを変えるには、「自分が欲しいと願う種の愛は他人では満たせない」という事実を直視することだ。
相手に甘えることは構わない。
親からもらえなかった愛を他人で満たそうと思うあまり、過多に依存しなければいいのだ。

「親に条件付きでしか愛されなかった」という事実を直視するのはかなりしんどい。
でもこれを認知しない限り、行動は変わらない。
「手に入らない愛」の呪縛から解き放つのは、自分だということに早く気づいて欲しい。
そうすれば恋愛も生きることもだいぶラクになる。

ちなみに今の私が男性に求める条件は「生活力」「誠実さ」である。
あともう一つ欠かせないのは、「妻を放牧できる寛容な心」かな。
(ソロ活夫婦なので)

死ぬまで「無条件の愛」をもらえなかったさみしさはつきまとうだろう。
でもそれ以上に負のスパイラルから脱し、良きパートナーに出会うことができ、「今がいちばん幸せ」と思えることが何より幸せだ。

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