自分的なVRChatに沼った話
はじめに
初めましてhairanndoと申します。
noteの初記事という事で気合を入れて何を書こうかと思っていたのですが、まずは今自分が一番ハマっている物、「VRChat」について記事にさせていただこうと思います。
VRChatとは?
VRやメタバースという言葉がテレビで取り上げられて何年か経ちましたが、個人的に最先方を行くのが今回取り上げるVRChat。
ゲームのようでゲームでない、始めた瞬間「これ、何すりゃいいの?」となるのがこのゲームの特徴です。
前提としてこれはゲームと言うより無料のコミュニケーションツールであり、
――「場所とルールはある程度用意した。後は好きに建てて、好きな姿で入ってヨシ」
といった認識の、「ただ始めると何が何だか分からない、すぐ辞めがちなゲームのような何か」でもあります。
自分が沼るまで
前段階
私が初めてこのゲームに触れたのは、まだ開始されて間もない2018年頃でした。
誰に勧められたでもなく、どこかで耳にしたこの無料のゲームをインストールしログインしたのですが、文字通り何をしたらいいか分かりませんでした。
知り合いもおらず、いるとしても海外勢ばかりで英語がバンバン飛び交っているような場所ばかり。外人とコミュニケーションのとれない私は数時間プレイ?しただけですごすご退散し、結果アンインストールした次第です。
居場所探し
次にインストールしたのは2019年の終わり頃。
確かSAOやVR機器の流行とNeosVRという新しいVRコンテンツの事を耳にして再インストールしたのだと思います。
NeosVRにはもちろん敗北したのですが、個人的扱いやすさはVRChatの方が上でした。(勿論NeosVRでしかできない事もあります)
新たに再インストールしてから行ったのは、とにかく日本人のいる場所を探して「知り合いを作る」事。
見つけたのは「ポピー横丁」と「すずらん集会場」「CONNECT STATION(閉鎖)」です。
ポピー横丁
東京のゴールデン街を模した雑多な町並みが人気で、夜はインスタンスがいっぱいになるほどの人気を誇っています。
すずらん集会場
中世のギルドの建物といった風情の建物で、当時は日本人も数人が集まって交流していました。
CONNECT STATION(閉鎖)
現在は閉鎖してしまいましたが、初心者に向けて様々なイベントポスター等が貼られており、一定の人気を持っていました。
結果として「CONNECT STATION」はポスターを見に行くだけ、「すずらん集会場」はどちらかというと既に打ち解けた人達ばかりが集まっており、喋る事ができずじまいで、結局居つけたのは「ポピー横丁」だけでした。
そこでもいきなり人の会話の輪に入る事もできず雑踏の会話を聞いてるだけ状態ではありましたが、いつも同じ場所でじっとしている人と交流する事ができ、そこでようやくVRChatにログインする理由ができた訳です。
放浪の終わり
次に行ったのはVRChat内で行われているだろうイベントを探す事。
ここでようやくイベントカレンダーの存在を知りました。
決まった人と喋っているだけではVRChat内で何も進展する事がないので、「初心者歓迎」や「初心者集会」といったイベントに積極的に参加するものの、どこも挨拶程度はするが大人数入り乱れるイベント内、コミュ障ぎみだった私は「アバター改変」や「アバター製作」といった話題についていく事ができず、すぐに蚊帳の外。
ただまぁ、イベントという空気感は好きだったので方々に足を伸ばしているうちに音楽系のイベントに入るようになりました。
音楽系といっても、クラブイベントから演奏、演劇のイベントまで多種多様ですが、私が行ったのはクラブ系のイベント。
クラブ系であれば、誰かと会話する必要は薄く音楽さえ聞いていればいいので会話の必要性が薄かったたいうのが理由です。
そこで行き着いたのが現在も通っている「BAR 羽休め」。
「魔いたけ」氏が"店長"として運営する週二回定期開催されている酒と音楽のイベントの片隅でクラブ音楽を聞くようになりました。
ワールドは明るくレーザーやライティングは抑えめなので特有のディープ感は薄めですが、それが逆に合っていたようで、現在はワールドオープンと同時にjoinして店長とサシ状態、というなんとも言えない事になったりもします(汗)
沼の始まり
ほぼ毎日ログイン
こうなると交流はDJ達や酒好きという事になるのですが、魔いたけ氏の運営方針がしっかりしているので「BAR 羽休め」は非常に治安の良い場所です。
音楽が好き、まず日本人と交流したい、と考えるなら候補の一つとしてオススメです。
私はここを起点にして他のクラブワールドやイベントに行くようになって、沼が始まりました。
現在クラブ系イベントだけでも毎日のように開催されており、その種類も"箱"も様々なので巡るだけで時間が溶けていきます。
アバターを買う
VRCの楽しみの一つがアバターです。
理想の自分、自分の分身、あるいはウケ狙いのためにアバターを買って改変するという事を徐々にしはじめます。
万単位の手のこんだ物から、無料で配布という太っ腹なアバターまで存在し、展示スペースワールドには膨大なサンプルも置かれています。
必ずなにか刺さるはずです。
アバター・ワールドを作りだす
アバターもワールドも実は無料で作る事ができます。
「Blender」でモデリングして「Unity」でアップロードするのですが、どちらも個人では無料で使えるし、先人達が開発してきたギミックやパーツ達がアセットという単位で配布されていたりするので、意外と敷居は低いというのも「C++」に打ちのめされた私にも分かりました。
まとめ
"VR"Chatと名が付いていますが、必ずしもVR機器が必須ではありません。
私もQuest2を所持していますが、それまではデスクトップでしたし、今でも9:1でデスクトップでログインしています。
今ではチャット機能も搭載され、マイクすら必須ではありません。
ただ最低限スピーカーではなく、是非ヘッドホンやイヤホンでプレイする事をオススメします。
"現実"では音は直接耳に入る物で、スピーカーから聞こえてくる音では無いからです。
手軽に仮想現実を体験するのにも丁度いいVRChatにぜひあなたも沼ってみてください。
ありがとうございました。
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